201510/14

敏感肌のタイプを知って美肌を手に入れるためのスキンケア完全マニュアル

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肌を気にする女性

ズバリ、アナタは“敏感肌”ですか?

敏感肌というのは、一体どういう肌だと思いますか?何となく弱くて、荒れやすい肌をイメージされますが、敏感肌は医学用語にはなく、しっかりとした定義はありません。「敏感肌は=乾燥肌の人だけがなるもの」というイメージを持たれがちですが、全てがそうというワケではないのです。

一言に、敏感肌のためのケアといっても、「乾燥肌のための敏感肌ケア」、「脂性肌のための敏感肌ケア」といったように、それぞれの肌タイプに合ったスキンケアをする必要があります。他の人と同じようなケアをしてもあまり効果を得られなかったという人は、そういった理由も無関係ではないでしょう。

乾燥や脂性などタイプが違っても、敏感肌の人に共通して起こりがちな症状・状態が10項目あります。これからご紹介する、「敏感肌度10のチェックポイント」で、アナタの敏感肌度をチェックしてみてください。

さらに「皮脂量チェック」で皮脂量を調べ、それぞれの肌に適したスキンケアもアドバイス。肌タイプは、年齢とともに変北していくので、今現在の自分の肌タイプをキチンと把握することが正しいスキンケアの第一歩です。ぜひ、ご参考ください。

正しく自分の肌タイプを知って

肌のタイプは8つもある!

美容情報でよく聞く、乾燥肌や脂性肌などと“敏感肌”はどの位置関係にあるか、確認しておきましょう。

よく美容に関する雑誌などでは、「乾燥肌」「ノーマル肌」「脂性肌」「混合肌」に加えて「敏感肌」という5種類に分けられていますが、実はそうではありません。肌タイプは少なくとも8つあり、それは「敏感肌度」と「皮脂量」によって分けられます。

肌タイプ別の乾燥肌と敏感肌

 皮脂量で分けられる4つの肌タイブ

  • 適切な皮脂量の「普通肌」
  • 皮脂量が多い「脂性肌」
  • 顔の部位によって皮脂量が異なる「混合肌」
  • 皮脂量が少ない「乾燥肌」

敏感肌度で分けられる2つの肌タイプ

  1. トラブルを起こしやすい「敏感肌」
  2. 問題の少ない「健常肌」

敏感肌と健常肌の違い

出典:資生堂の敏感肌研究

敏感肌度をチェックしてみよう!

敏感肌とは、角質の水分や油分の保持能力が低下していたり、皮膚表面でバリアとして皮膚を守っている皮脂膜や、角質細胞間に存在して潤いを保つ脂質の形成が悪かったりして、外部からの刺激に弱くなっている肌のこと。

 

バリア機能と肌の水分量の関係出典:資生堂の敏感肌研究

化粧品や紫外線など、わずかな刺激でも肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。体調の変化や季節の変わり目などに一時的に敏感肌になることも。次のチェックリストで、アナタはどのくらい敏感肌なのか調べてみましょう。

敏感肌度 10のチェックポイント

次の10項目の中から当てはまるものをチェックしましょう。

  • 洗顔後は肌がつっぱり、乾燥しやすい
  • 化粧水をつけるとしみることがある
  • 日光に長時間当たると、湿疹が出る
  • 髪の毛が当たる部分に二キビができやすい
  • アクセサリーなどで、かぶれや赤みが出たことがめる
  • 肌にかゆみを感じることがある
  • 季節の変わり目に、肌の状態が不安定になることがある
  • 皮膚のカサつきがあり、粉をふいたようになる
  • 睡眠不足が続くことがある
  • 汗をかくと、かゆみや炎症が起こる

診断結果

①~⑩の項目で、いくつチェックがつきましたか?

YES 5つ以上⇒ 敏感肌

外からの刺激に弱くなっている肌です。冬や夏のエアコンの風にも注意が必要です。また、肌質に合わないスキンケアは、肌トラブルを引き起こす可能性もあります。決して無理をせず、自分の肌質に合ったスキンケアをしましょう。

YES4つ以下⇒ 健常肌

おおむね調子が良い肌です。肌タイプに合ったスキンケアを続けていきましょう。しかし、過剰なケアを続けると肌は敏感になってしまうので、適度に行うことがポイントです。

皮脂量チェックしてみよう!

自分の肌の皮脂量を知るためには?夜、洗顔した後に化粧品を何もつけずに、そのまま就寝し、翌朝の肌状態で診断しましょう。できれば、寝ている間に汗をかくような夏や、乾燥しがちな冬を避けて、寒くもなく暑くもない快適に睡眠がとれる春や秋の季節にチェックすると、正確な肌状態が分かります。

「洗顔後に何もつけないなんて乾燥が怖い・・・」そんな風に思った人は、すでに乾燥肌である可能性も。起床御すぐに、顔のどの部分が乾燥しているのか、どの部分が脂っぽいのか、手で触りながらチェックしましょう。

そして、今のスキンケア化粧品が自分に合っているかを見極めるには、夜いつものスキンケアをして、朝同じように肌チェックをしてください。乾燥していればケアが足りていない証拠。逆にベタベタしていたら化粧品のつけ過ぎと言えます。

皮脂量チェック 2つのステップ

  1. 夜、クレンジングと洗顔を済ませたあと、化粧水や乳液をつけずにそのまま就寝する。
  2. 翌朝起きてすぐに、肌の状態をチェックしましょう。

肌がカサカサしてつっぱっている。口元に粉がふいている。

⇒乾燥肌

顔全体に皮脂が浮いていて、テカリやべタつきが気になる。

⇒脂性肌

頬の部分の皮脂量は少なめだが、Tゾーンがベタついている。

混合肌

カサつきや脂浮きがなく、適度に潤っている。理想的な肌の状態。

⇒普通肌

肌の皮脂量チェック方法

出典:ナチュラルウェブ

8つの肌タイプ別 スキンケア アドバイス

「オイリー度チェック」と「敏感肌度チェック」、それぞれの結果を組み合わせて、8つの肌タイブのうもどれになるのかをチェックしましょう

 1.乾燥肌×敏感肌

⇒乾燥肌対策をしっかりと!

肌の水分や必要な油分が不足した乾燥肌に、さらに肌トラブルが起こりやすい敏感肌のあなたがすべきことはまず保湿!乾燥肌が引き金となって敏感肌になる傾向もあるの、乾燥肌対策をしっかり行いましょう。

2.脂性肌×敏感肌

⇒過度なスキンクアに要注意!

テカリやベタつきが目立つ脂性肌で、肌トラブルが起こりやすい敏感肌のアナタは、脂を落とし過ぎて余計に皮脂分泌を促している可能性も大。過度なスキンケアに注意が必要です。水分を与えるスキンケアを中心に行いましょう。

3.混合肌×敏感肌

⇒状態に合ったケアを!

部分によって乾燥肌と脂性肌が混在している混合肌で、肌トラブルが起こりやすい敏感肌のアナタは、最も複雑な肌タイプかもしれません。ホルモンバランスの乱れも考えられるので、肌の状態に合ったスキンケアと同時に、生活習慣を見直す必要があります。

4.普通肌×敏感肌

⇒季節の変わり目に注意!

皮脂量も適正で理想的な肌の状態ですが、肌トラブルが起こりやすい敏感肌なので、低刺激の化粧品を使うこと。敏感肌の原因は、体内や精神状態にあるかもしれません。食生活改善やストレスケアにも意識を向けてください。季節の変わり目は、気温や湿度に合ったケアをしましょう。

5.乾燥肌×健常肌

⇒肌の乾きを感じたら保湿を!

肌はカサつきがちですが、肌トラブルが起こりにくい健常肌なので、化粧品選びにそれほど慎重になる必要はありません。化粧水や乳液を携帯し、乾きを感じたらつけるようにして乾燥から肌を守りましょう。肌を活性化させるタイプの機能性化粧品がおススメ。

6.脂性肌×健常肌

⇒皮脂をしっかり落として

皮脂の分泌が多く、テカリやベタつきが目立つ肌ではありますが、肌トラブルが起こりにくい健常肌のアナタは、強い刺激に注意しながら皮脂をしっかりと洗い流しましょう。皮脂を放っておくと肌の酸化が進み、老化を早めてしまいます。

7.混合肌×健常肌

⇒継続的に正しい肌のケアを

乾燥肌と脂性肌が混在している混合肌ではありますが、肌トラブルの起こりにくい健常肌のアナタは、皮脂の多い部分はしっかり脂を落として、乾燥している部分は保湿するというように、上手く肌と付き合うことが大切。間違ったケアは肌荒れにもつながるので気をつけてください。

8.普通肌×健常肌

⇒健康的な肌をキープする努力を!

カサつきがなく、皮脂量も適量~少なめで、肌トラブルも起こりにくい健常肌のアナタは、8つの肌タイプの中で最も健康的な肌の状態です。年齢とともに必要になってくるスキンケアを積極的に取り入れ、さらに若い肌を目指してください。

「汗・皮脂=悪者」はマチガイ!?

自然のバリア機能で敏感肌を改善・予防

肌状態の理想は“ガラス(肌細胞)が2、3層”

肌の状態を細胞レベルで見た場合、理想的なのは、角質層にある死んだ肌細胞が2、3層に重なっている状態です。

正常な皮膚とバリア機能が低下した皮膚 出典:ストーマSHOP

仮に、肌細胞の1つ1つを、薄いガラスの板だとしましょう。このガラスが2~3枚、重なっていても、ガラスの向こう側の景色はよく見えます。これが、眺に透明感がある状態です。

「だとしたら、ガラス1枚だけにすれば透明感が増すのでは?」

と考える人も多いかもしれません。でも、ガラス1枚だと、ちょっと頼りない感じがしますし、もし割れたら守ってくれるものがなくなってしまいます。

では、ガラスが7枚も8枚も重なっている場合はどうでしょうか?頑丈なガラスに守られている感じはしますが、向こう側の景色が見づらくなってしまいます。やはり、ガラス2~3枚のときがベストというワケです。

「ターンオーバーを促進」「角質ケアは重要」と、「スクラブ剤」「角質ケア用の拭き取り化粧水」「はがすパック」「粒入り洗顔料」「~ピーリング」「~ゴマージュ」といった類の製品を頻繁に使っていたら、肌は確実に傷つき、弱くなります。

角質層は死んだ肌細胞の層ですが、肌の内部を守っているものです。これをはがしすぎてしまうと、外界からの刺激や雑菌に弱い、敏感肌になってしまうのです。

「死んだ肌細胞が2、3層に重なっていて、肌の透明感を持ちながら/肌を守るバリアもしっかり備えている状態」が理想的。この肌状態を目指しましょう。

肌自身が持つ、美肌&バリア機能の仕組み

肌表面の美しき、いわゆる「肌のキメ」というものも、この肌細胞の厚みが重要です。ガラス2~3枚分の厚みがあれば、深さのある、整然とした溝(キメ)をつくることができます。

その溝には、汗腺から出てきた汗(水分)と皮脂腺から出てきた皮脂(脂)が蓄えられます。二D2つから表皮を守る安指嘆が形成され、肌のバリア機能となるのです。

しかし、ガラスの重なりがなく1枚だけの時は、必然的に溝の深さは浅くなります。溝が浅ければ、水分と脂の蓄積量は少なくなり、バリア機能も弱くなってしまうのです。

このバリア機能は、肌にとって非常に大切です。バリア機能がなければ、肌の水分は蒸発し放題で、雑菌やホコリ、いろんなものが肌の内部に入り込もうとレます。紫外線などの刺激から肌を守る」ともできません。

肌のきめ細かさの4段階 出典:肌断食の実践  敏感肌から美肌への道のり

人間の肌が持つ、この自然のバリアと同じ働きをするとして知られているものの1つに、ホホバオイルがあります。皮脂膜と非常に成分が近く、同じような保湿状態をつくれるため多くの化粧品に配合されています。

ということは、肌の皮脂分泌が正常に働いていれば、「オイルをつける必要はない」いうこと。なんとなく、「皮脂」や「汗」というと、「汚い」とか「化粧崩れの原因」といったネガティブなイメージがあり、何かと悪者扱いされがちですが、実は美肌づくりには必要不可欠なものなのです。

そして、正常な皮脂膜(皮脂と汗が結びついたもの)は、ベタベタする肌を快適に保湿します。正常に機能していれば、実質コストゼロで美肌の大きな味方になってくれるというワケですね。

皮脂の「取りすぎ」は敏感肌の原因に!

ケアをしすぎて肌がキレイにならない人の話にも通じますが、日本人女性はキレイ好きで、どちらかというと、角角質や皮脂を取りすぎです。必要以上に洗うことで、角質層が薄くなり、ガラスが1枚の状態になってしまっている人が少なくありません。ガラスが1枚の状態は、敏感肌寄りの状態とも言えるでしょう。

お手入れを一生懸命にやっていただけなのに、

  • 敏感肌になる
  • 乾燥肌になる
  • 肌の表面が薄くなる
  • キメが失われる
  • 肌の内側の機能が乱れる
  • 弾力を保てない

なんてことになったら、せっかくの努力がムダになるどころかマイナスになってしまいます。

さらに、皮脂を取り過ぎることで肌の防衛機能が働き、かえって皮脂過剰に。肌の内部は乾燥し、表面は脂っぽい「インナードライ肌」になってしまいます。もし、「脂性肌×敏感肌」タイプで皮脂対策をしても改善しない場合は、「インナードライ肌」の可能性大。皮脂を取り除くケアから、保湿中心のケアへシフトしてください。

テカテカ肌の原因

出典:ピュアノーブル

敏感肌を健康肌にするためには、角質も皮脂も取りすぎない方がベター。天然バリアをつくる自分の汗や脂と仲良くしましょう。

生理前・生理中は攻めのスキンケアは控えよう

生理前は、子宮内摸を厚くして妊娠を維持しやすくする黄体ホルモンの分泌が増える影響で、いつもより肌の状態が敏感になっています。黄体ホルモンが急激に減り、体温が下がると生理が始まりますが、それとともにコラーゲンの生成を促し、肌にツヤを与える卵胞ホルモンも減るので、肌が乾燥しやすくなります。

黄体ホルモンの分泌出典:ザクロ屋姉妹店

生理前・生理中の肌は特に敏感になっているので、バックや肌を美容効果が高めの化粧品の使用には注意してください。また、生理前・生理中に眉毛を抜くと、肌荒れやしやすく、ニキビになる可能性が高いので、控えたほうが無難でしょう。

生理の間はどうしても体調がすぐれませんし、気分的にも憂うつになりがち。普段よりも心身をいたわり、好きな音楽や香りに包まれるといったリラックスタイムを楽しみ、快適に過ごせる環境を整えるようにすると、ストレスによる敏感肌も症状が緩和してくるハズですよ。

まとめ

敏感肌は、特別な疾患でなければ、生まれ持った肌質というワケではありません。スキンケアや栄養・休養が取れていれば、改善する可能性が十分にあります。自分の肌を知り、焦らず肌と付き合っていくことが大切。湿疹やかぶれなどの症状がひどい場合は、化粧品で何とかしようとせず、速やかに皮膚科へかかりましょう。

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