201601/07

家中から花粉をシャットアウトする掃除・洗濯テクニックまとめ

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花粉症の症状がある人のほとんどが、マスクやメガネなど、花粉をガードする対策をしています。しかし、いくら外出時のための花粉対策をしても、花粉症症状があまり改善しないのは、安住の地であるハズの家の中に問題があるのかもしれません。

花粉対策のために、意識して掃除や洗濯をしているという人も、やり方が間違っていれば、花粉を減らすどころか、逆効果になることも!

そこでこれから、『家から花粉をシャットアウトする掃除・洗濯テクニック』をご紹介します。ぜひ、花粉症の予防・改善にお役立てください。

掃除機で花粉をまき散らしていませんか?

花粉のシーズンに、こまめな掃除は必須!でも、掃除の仕方が間違っていると、その効果も半減してしまいます。

掃除機の排気は結構汚れている!

花粉は数十ミクロンと小さく、砕けてさらに細かくなることもあります。これは、一般的な掃除機のフィルターの目を、簡単にすり抜けてしまうサイズです。

また、換気をしないで掃除機を運転した場合、排気された微粒子は、室内を長時間浮遊することがわかっています。換気を行った場合でも、掃除機を停止してから微粒子濃度が元の状態に戻るまで、30~60分もかかるのです

排気のクリーンな掃除機を選ぶ

東京都が実施したテストによると、家庭用電気掃除機の性能は機種によってかなり違いがあります。

日本で販売されている家庭用電気掃除機の、排気中に含まれる微粒子の実態を調査したところ、カタログなどに「微粒子を捕集可能」と表示している機種は、微粒子をほとんど排気していないことが確認されたのです。

一方、表示していない機種の中には、7000倍の微粒子を排気する機種もありました。

掃除機を購入・買い換えする際、次の表を参考にしてみてください。ただ、これは2008年時点のデータなので、最新掃除機の性能については、パンフレットなどをよく読み、家電売り場のスタッフにたずねたり、メーカーに直接問い合わせると安心です。また、フィルターや紙パックをこまめに交換・洗浄するなどの基本メンテナンスを忘れずに。

表 テスト対象商品

方 式 等

機種 購入価格

微粒子を捕集可能と表示

国内メーカー 紙パック式 A 40,940円

B 13,335円

C 13,860円
サイクロン式 D 84,200円
E 26,600円
F 15,100円
外国メーカー 紙パック式 G 71,400円
サイクロン式 H 54,000円
家電量販店から購入した価格

出典:東京くらしねっと

https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/kurashi/0807/report.html

掃除機にテスト用じんあいを吸引させた場合の粒子濃度

テスト用じんあいを吸引させた場合の粒子濃度表

出典:東京くらしねっと

拭き掃除なら濡れ雑巾で

どれだけ花粉キャッチ率の高い掃除機でも、排気は出るので、床に落ちた花粉を舞い上がらせる原因になります。その対策には、濡れ雑巾や濡れモップで拭き掃除をするのが、もっとも確実。

雑巾やモップを固く絞り、畳やフローリングの目に添って、ていねいに拭いていきます。腕を大きく伸ばして、肩から動かすようにすれば、肩甲骨まわりのストレッチにもなって、一石二鳥。

ホコリの多く溜まる電球のカサなどはストッキングで拭い、ゴミ箱. ボイ捨てるときはホコリや花粉が散らないよう、ビニール袋に入れてください。

お助け家電を活用しよう

花粉シーズンの掃除はなかなか愉凧ができません。その対策として、

  • 掃除機の運転時に空気清浄機を併用する
  • 加湿器で部屋の湿度を上げ、花粉を舞いにくくする
  • 外出時に自動掃除機をセットして出る

などがあります。③は、外出から戻ったときには掃除がすんでいるので、家事の時間短縮にもなりますよ。

花粉対策におススメのお掃除グッズ

OKグッズ

花粉が舞い上がりにくいもの/使い捨てられるもの

  • 固く絞った濡れ雑巾
  • 固く絞ったモップ
  • カーペット用のローラー
  • 使い捨ての化学雑巾
  • 使用済みのストッキング
  • 自動掃除機
  • 空気清浄機
  • 加湿器

NGグッズ

花粉が舞い上がりやすいもの

  • 掃除機
  • ホウキ
  • ハタキ
  • 乾いた雑巾

部屋が散らかって掃除しにくくなっていませんか?

自宅だけは花粉の影響のない、安住の地にしたいもの。部屋に紛れ込んだ花粉を、徹底的に掃除しましょう!

物が多いと花粉が隠れやすい

  • 部屋に物がたくさん置かれている⇒それだけ花粉の隠れ場所が多い。
  • 物が整頓されていない⇒それだけ掃除が行き届かない。

床に落ちた花粉やカーテンについた花粉は、人が動いて空気が動くたび舞い上がって鼻や目を刺激します。

花粉のシーズン中、一度も家を出ないわけにはいかず、外から持ち込まれる花粉をゼロにすることはできません。花扮を取り除くには、こまめに掃除するしがないのです。

シーズン中は毎日掃除が基本

花粉のシーズンは、毎日何かしらの経路で花粉が入ってくると覚悟しておくべき。こまめに掃除をすることが大事です。

掃除の際はマスクとメガネを装着し、髪はバンダナなどで覆うようします。かっぽう着などを服の上から着ておくと、後でかっぽう着だけ脱いで洗えます。

窓は花粉が入ってこないよう、掃除中も閉めたままで。久しぶりの掃除でホコリが多いなど、どうしても換気が必要な場合は、短時間だけ開けてすぐ閉めるようにします。窓を開けてすぐ閉めるようにします。窓を閉めておけば、花粉の侵入を減らせます。

すべての部屋を一気に掃除しよう

掃除していない部屋があると、せっかく掃除した部屋まで花粉で汚染されてしまいます。花粉がくっついて、部屋から部屋へと移動してくるためです。時間と体力が許すなら、すべての部屋、トイレ、浴室などを一度に掃除してしまうのがベストです。

休日は朝10時までに掃除を完了すべし!

花粉は、午前10時ごろから飛び始め、昼12時から3時と日没に多くなる傾向があります。つまり、花粉の影響がもっとも少なく掃除できるのは、午前10時までということです。休日でも、ちょっと早起きしての掃除も気持ちいいもの。部屋も気持ちもスッキリして1日をスタートできますよ。

掃除に使った道具も掃除しよう!

掃除中にしていたマスクは捨て、メガネは洗浄します。洋服は着替えるか、着ていたかっぽう着を脱いで洗濯機へ。

掃除機やホウキ、雑巾、ハタキなどの掃除用具には、花粉がいっぱいついています。洗えるものは洗って、使い捨てのものは破棄します。破棄する際は、袋に入れてロをしばっておくのを忘れずに、掃除機などホコリや花粉が飛び散りそうなものには、カバーを掛けて押し入れに入れておきましょう

こんな場所に花粉が潜んでいる!

  • フローリングの溝、畳の目の間
  • エアコン
  • 洗濯機のドラム
  • 本棚や冷蔵庫の裏
  • 窓際やカーテン
  • ベッドの下やベッドサイド
  • 洗面所や浴室の換気扇
  • パソコンまわり
  • 部屋のすみっこ
  • ぬいぐるみ
  • 雑誌や雑貨の山

布団を外に干していませんか?

外干しをして、ふっくらとした布団。気持ちはいいけれど、花粉のシーズンは“危険物”です!

晴れた日=花粉が飛ぶ日

春や秋の晴れ渡った日は、布団がよく乾くと同時に、大量の花粉が飛散する日でもあります。当然、外に干した布団や寝具にも、たくさんの花粉が付着してしまいます

1日のうち3分の1近い時間を睡眠に当てていることを思うと、花粉のついた布団にくるまれて眠ることが、どれほどリスキーかは言うでもありません。

屋内で布団を干すには?

シーズン中の布団干しは、室内が基本です。朝起きたら、室内布団干しに布団を掛けておきましょう。睡眠中にかく汗は、一晩でコップ1杯(180cc)ほどなので、日中、布団干しに掛けておけば、夜には十分に湿気が取れています。布団に向けて扇風機を回したり、日光のよく当たる窓際に置いたりすると、より短時間で湿気が飛びます。

さらに、寝るときこ布団パッドなどを敷いておけば、布団に湿気が移るのを防げます。パッドだけ外して洗濯・乾燥させればいいので、布団干しの回数を減らすことができます

干す前にシュッと花粉スプレー

どうしても外に干す必要がある場合は、干す前に布団全体に花粉防止スプレーをかけておきます。外気かさらすのをできるだけ短い時間ですませ、取り込む前に花粉をよく払ったり、掃除機で表面の花粉を吸い取るなどのひと手間を

参考:ファブリーズ 消臭芳香剤 布用 ハウスダストクリア

ファブリーズ 消臭芳香剤 布用 ハウスダストクリア出典:Amazon

舞い上がるハウスダストを最大95%カットカビの胞子やダニの死骸など空気中に舞い上がるハウスダウストをまとめて固めて、最大95%カット。バイ菌やカビ胞子もしっかり除菌し、布製品にしみ込んだニオイも元から取り除きます。(花粉の飛散も最大95%除去)

※ 殺虫剤は使用していません。

ベッドルームを聖域に

寝室には極力花粉を持ち込まないこと。脱いだ外出着や屋外干しの洗濯ものを、布団の上に置く習慣がある人は要注意!花粉がつきそうなぬいぐるみを枕元に置いている人や、ペットと一緒に添い寝する人も危険です。

枕元がごちゃごちゃしていると、それだけ花粉を吸いこむリスクが高くなります。眠れないという人は、一度じっくりと布団まわりをチェックしてみてください。

布団乾燥機もおススメ

布団乾燥機は布団をふっくら乾燥してくれるだけでなく、ダニを退台してくれる効果も期待できます。天日干しでは、なかなか布団の中側まで熱が届かないため、ダニ退治は難しいのですが、布団乾燥機なら高温で一気にやっつけてくれます。最近の布団乾燥機には、花粉やダニなどのアレルギー物質を通さないフィルターつきのものもあるので、その点もチェックしてみて。

また、冬場は夜に布団乾燥機をかけると、ホカホカの布団で寝ることができます。花粉症で冷え性の人には、もってこいのアイテムです。

防花粉カバーは繊維の目が細かく、花粉をほぼ完全にシャットアウトしてくれます。ホコリや煤煙、鳥のフンなども寄せつけません。また、カバー自体を丸洗いできるので、いつも清潔な状態で布団を干すことができます

参考:日立 【マット不要】 ふとん乾燥機 シャンパンゴールド

日立 【マット不要】 ふとん乾燥機 シャンパンゴールド出典:Amazon

「3Dブロー方式」の「ふとん乾燥アタッチメント」を採用 左右・前方向に伸長する「ふとん乾燥アタッチメント」により、吹き出し口から50℃以上の温風が上下左右、前後に広がる「3Dブロー方式」でふとんを素早く均一に乾燥するので、ふっくらとやさしい仕上がりを実現します。乾燥性能が向上したことで約30分のスピード乾燥を実現し、更なる短時間での乾燥が可能。

洗濯ものを外気に当てていませんか?

布団と同じく、洗濯物を外に干すのも危険です。シーズン中は部屋干しで、快適に乾かす工夫を。

汚染されたタオルで顔を拭ける!?

花粉は受粉のため、いろんなものにくっつきやすい性質があります

外に干した洗濯ものには、もれなく花粉がついていると考えるべき。花粉のついた衣類を身につけたり、タオルで顔を拭いたりすることを考えると、怖くて外には干せないですよね。

部屋干しを少しでも快適に

花粉シーズン中の洗濯は部屋干しが基本になるので、短時間で乾かす工夫が必要です。

  • 扇風機やエアコンで部屋の換気や除湿をする
  • まとめ洗いはやめて、1回の洗濯量を少なくする
  • 洗濯ものどうしの間隔をあけて干す
  • 洗濯ものの下に新聞紙を敷いておく八新聞紙が洗濯ものの湿気を吸ってくれる)

柔軟剤で花粉をつきにくく

衣類用柔軟剤には「柔らかく仕上がる」効果以外にも、「静電気を防ぐ」効果があります。

日本アレルギー学会が行った実験では、柔軟剤を使用した木綿は、使用しない木綿に比べて3分の1の花粉しかつきませんでした。

花粉付着抑制効果モデル実験
花粉付着抑制効果モデル実験の結果出典:花王

<試験法>

木綿試験布を各条件で処理した後、花粉を入れた密閉容器中で振とうし、付着した花粉数を計数した。

※モデル系の実験だけでなく、実際に洗濯物を屋外に干した場合にも付着量が減少する傾向があることを確認しています (第57回日本アレルギー学会秋季学術大会にて発表済み)

参考:ソフラン アロマナチュラル デオドラント柔軟剤 プレミアム消臭 フルーティグリーンアロマの香り

ソフラン アロマナチュラル デオドラント柔軟剤出典:Amazon

2つの消臭効果でイヤなニオイを消臭し、天然アロマのナチュラルな香りが楽しめるアロマ柔軟剤。 ナノ消臭成分で体臭が気になる衣類もセンイの芯からしっかり消臭。部屋干しでもイヤなニオイの発生を抑える。植物生まれの柔軟成分が、センイの1本1本まで柔らかく仕上げ、静電気も防ぐ。抗菌効果もあります。

衣類乾燥機をフル活用!

衣類乾燥機や浴室乾燥機を使って、効果的に乾燥させます。

乾燥機を回す際に、乾いたタオルを1枚入れて回すと、乾燥タオルが他の洗濯ものの水分を吸って、全体の乾きが早くなりますよ。

カーテンを見逃していませんか?

空気の通り道である窓際は、花粉の溜まりやすい場所。特に、カーテンは花粉で汚れています。

カーテンの洗濯は大仕事

カーテンには、「窓から侵入する花粉をキャッチして部屋に入れない」という役割があります。そのため、いつも花粉まみれの状態。掃除や洗濯をする機会が少ないと、どんどん花粉は溜まっていき、カーテンが揺れるたびにブワーッと花粉がばらまかれてしまいます。

カーテンにも掃除機をかける

部屋に掃除機をかけるときは、剖屋に掃除機をかけるときは、カーテンレールに溜まったホコリも忘れずに掃除しましょう。

布の吸いこみを防ぐアタッチメントが、100円ショップなどで手に入ります。専用のアタッチメントが、付属されている掃除機もあります。

季節ごとにカーテンを着替えよう

カーテンは、1シーズンに1度はクリーニングに出しましょう。洗濯機で丸洗いできるものなら、もっとこまめに洗っても。洗濯後は脱水してすぐ、元のようにカーテンレールに吊るしておけば、自然に乾きます。洗い縮みが気になる場合や、自宅で洗えない素材の場合は、クリーニング店を利用してください。

カーテン素材にもこだわりを

静電気を帯びやすいレースのカーテンは、花粉をキャッチする力も強くなりますが、その分、よりこまめな洗濯や掃除が必要になります。

カーテンの色柄や素材で季節感を演出するつもりで、冬は厚めの生地で保温効果を高く、花粉のシーズンは薄手の生地で洗濯しやすくなど、使い分けてみるのも1つの手でしょう。

カバー類の洗濯を忘れていませんか?

ティッシュの箱やトイレのペーパーホルダーなどのカバー類が、かけっぱなしになっていませんか?

ホコリよけのカバーが一番アブナイ!

改めて家の中を見わたすと、あちこちにカバーや掛け布が見つかります。意識して初めてその存在に気づくということは、普段は見落としているということ。カバー類は花粉や。ホコリにさらされている割に、あまり洗濯する機会がありません。実は、すごく汚れているのです。

目につくカバーは外して洗濯

家の中にある、カバー類を探してみてください。ティッシュカバーやブックカバー、電話カバーにピアノカバー、パソコンカバーにテーブルカバー・・・いろいろ見つかったのでは?一度も洗っていないカパーや汚れたカバーを発見したら、すぐに外して洗いましょう

カバー類の予備を用意しておく

カバーを洗って乾くまでの間、本体をそのままにしておくと花粉が入って掃除するのが厄介です。交換用のカバーを用意しておき、外したら新しいのを被せるようにすれば、本体の掃除はパスできます。

カバーをかけて掃除の手間をカット!

本棚に並べた本やCD、凹凸の多いラタンの雑貨箱、使用頻度の低い家電など、ホコリが溜まりやすいものや掃除が面倒な物の上には、カバーを被せておきます。

カバーは汚れが拭き取りやすい素材、花粉やホコリがつきにくい素材にするのがポイント。掃除の際は、カバ―だけ外して洗ったり、雑巾で拭いたりできて楽チンです。ビニール袋を被せ掃除のたびに交換するのでもOK!

まとめ

花粉症対策の掃除・洗濯法は、その他のハウスダストアレルギー対策にもなります。花粉以外のアレルギーがある人は、特に日常に取り入れてみてください。

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