201508/30

自称”敏感肌”は10年後も、キレイになれない歪んだ理論を解明

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Beautiful brunette woman removing makeup from her face

ズバリ!「私、敏感肌なんです」と言う人は、ほぼ「自称・敏感肌」です。
そして、“自称・敏感肌”は10年後も、キレイになることもありません。

「私、肌が薄いんです」

「私、敏感肌なんです」

目をキラキラさせながら、そう言う人のほとんどは、実は敏感肌ではありません。自分では敏感肌だと思い込んでいるのですが、ほぼ、“自称・敏感肌”なのです。

“自称・敏感肌”の人の多くは、過去に1~2回、「化粧水がチクチクしみた」「クリームをつけたら、少しかゆくなってしまった」といった程度の肌荒れ経験だけを元に、「私は敏感肌なんだ」と思い込んでしまっているようです。

もちろん、アトピーなどのアレルギーであったり、医療機関にかかるほどの炎症がある人は、本物の敏感肌ですし、実際ある成分に対するアレルギーの人はいるので、そういう人は、十分に成分や使用法に気をつけなければいけません。

けれども、“自称・敏感肌”の人の場合は、その思い込みをリセットしなければ、10年後、コツコツとアンチエイジングケアをしてきた周囲の同年代と比べて、かなり残念な結果になってしまうかも!?

では、

「“敏感肌”の大半を占める、“自称・敏感肌”とはどういうものなのか?」

「“自称・敏感肌”は、これからどんなスキンケアにすれば良いのか?」

をこれからご説明しましょう。

もちろん、本当の敏感肌の人のためのケア方法も、一緒にご紹介していきます。大なり小なり“敏感肌”が思い当たる人はぜひ、ご一読くださいね。

“自称・敏感肌”が日本で急増!?

「敏感肌=美人の肌」という歪んだイメージ

自分で「敏感肌だ」と言う女性は、敏感という肌悩みがあるにも関わらず、心なしか嬉しそうにしていて、「敏感肌であること」を誇らしげに話すことも少なくありません。

というのも、日本人女性の中では、
“敏感肌”=肌が繊細、皮膚か薄い⇒女らしい、か弱い、いたいけ、かれん、美しい
という、おかしな認識が蔓延しているため。

ある、日本女性を対象にしたアンケート調査によると、「自分の肌質をどのように自覚していますか?」という質問で、約7割以上の女性が「自分は敏感肌だと思っている」と答えたそうです。

アンケートを行った結果、現代女性の70%もの人が「自分は敏感肌である」と感じているそうです。男性でも同様の感じている人は少なくなりません。本当に敏感肌なのでしょうか?疑問が残ります。

これって、何かに似ていませんか?

毎日、きちんと出社して、バリバリ仕事をして、アフターファイブは飲みに行ったり、ショッピング。こんな風に日常生活をフツーに送っているのに、

「私、身体が弱くって」

「貧血気味で倒れそうなの」

などとアピールする女友達、周囲に1人や2人はいますよね

“身体が弱い”
⇒女らしい、か弱い、いたいけ、かれん、なんか美しいかも

  • 肌が荒れているから繊細な女性なのでしょうか?
  • 身体が弱くて不健康だと、女らしいでしょうか?
  • よく考えてみると、ちょっと変ですよね。

また、「自称・敏感肌」の人が増えている理由として、化粧品メーカー各社の敏感肌用製品の充実も挙げられます。

コスメカウンター担当者の化粧のセンスを見て、自分と合う人を見定めると大きく外れることはないように感じられます。

コスメカウンターで「お客様は敏感肌ですから、こちらの敏感肌ラインをお使いになった方が・・・」のような、巧みなセールストークで「敏感肌」と決められてしまった人もいるかもしれません。

通常、敏感肌用の化粧品は、普通肌用よりも割高な価格帯になっていることが多く、高価な敏感肌用クリームだとか、保湿液だとか・・・スペシャルアイテムもたくさんあります。「アナタは敏感肌です」と言われると、大事な自分の肌のために、そういうスペシャルケアをしないといけないような気がするのも、ごく自然なことでしょう。

しかし、一言に「敏感肌」と言っても、色々なパターンがあり、本当に敏感肌用の化粧品しか使えない人もいれば、使用法を工夫すればエイジングケア用の化粧品を使える人もいます。そして、肌を健康な状態に戻せば、問題なくエイジングケアや美白ケアをできる人が大半なのです。

情報に惑わされず、今一度、自分の肌を見直す必要があるのではないでしょうか?もしかして、アナタも“自称・敏感肌”かもしれません。

“自称・敏感肌”はキレイになるチャンスをフイにする!?

敏感肌の人でも、エイジングケア(加齢対策)や美白ケアをしたい、女性ならそれは当然の願望です、でも、

「私は敏感肌で、この赤ちゃん用のシリーズだったら平気なんですが、このシリーズでアンチエイジング効果のある製品はありませんか?」

こんなコントみたいなことを、コスメカウンターで真剣に尋ねる人が、実際にいるとか・・・。

エイジングケアや美白ケアをする化粧品は、肌の新陳代謝を高める効果があったり、浸透性の高いものが多いので、本当に敏感肌で、肌の状態がセンシティブな人には、刺激が強すぎてオススメできません。

しかし、何でもかんでも、「自分は敏感肌だから、アレもコレも使えない」と断言してしまうのは、10年後にもっとキレイでいられるチャンスを、みすみす逃すことになります。

自分自身で、使える化粧品の幅を狭めてしまうことは、すごくもったいないことだと思いませんか? (真正の敏感肌ではなくて)将来の肌を思うならば、守りのスキンケアに徹するのではなく、場合に応じてアグレッシブなケアも取り入れる勇気も必要かもしれません。

“自称・敏感肌”の見極め方

“本当の敏感肌”とは、元々の遺伝的な体質で敏感肌の人のことを指します。

季節の変わり目、生理前や生理中、風邪をひくなど体調不良のとき、といった期間限定で肌が過敏になる場合は、“自称・敏感肌”の可能性大。

  • 体調が悪くて、一時的に敏感肌になっている
  • ホルモン周期やバランスの影響で、敏感肌になっている
  • 肌に何らかの刺激(紫外線など)を受けて、敏感肌になった

普段のスキンケアを化粧水だけで済ませるなど、油分補給のケアをしっかりしないと、乾燥がひどくなり、敏感肌じゃないかと思いこんでしまうこともあります。

肌が過敏とは、ニキビができたり、ちょっとした赤みやかゆみが出たりする状態。元々の肌の状態は健康なのに、季節的な要因や体調が原因の乾燥や皮脂分泌過剰により、若干の肌れが起こり、肌状態が揺らいでしまっているのです。

“自称・敏感肌”の対処法

期間限定の敏感肌は誰にでも可能性があるので、そう問題はありません。いつもより丁寧に保湿ケアをしたり、脂っぽい部分には乳液やクリームの量を控えめにして、その時期をやり過ごすのが一番。

生理前や季節の変わり目のような、自分の肌が揺らぐタイミングが分かってきたら、その時期だけ敏感肌用の化粧品を使うという方法もあります。

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そして最近、“自称・敏感肌”に多いのが、

お手入れをしすぎて、敏感肌になっている、ケースです。

間違った洗顔法、ピーリング、はがすパック、スクラブなど、過度なお手入れをしていることで、敏感肌になってしまっている人が、みなさんの想像以上に多くいるのです。

たとえ、「敏感肌用のソフトなスクラブ」であっても、毎日使ったり、ゴシゴシと力を入れて使っていたら、肌には強烈な刺激。そのせいで、必要以上に肌が削れてしまって薄くなり、ずっと普通に使えていた化粧品にさえ、過敏に反応するようになってしまうのは、当たり前と言えば当たり前な現象ではないでしょうか。

つまり、本当は敏感肌ではないのに、間違ったケアのせいで敏感肌になってしまっているのです。こういう、美意識が高い人が陥りがちな“自称・敏感肌”が、最も改善が難しいもの。

そんな時はまず、やりすぎスキンケアを一度リセットしましょう。

「やらなくては衰えてしまう」「やらなくてはキレイになれない」という思い込みこそが、やりすぎスキンケアの根源です。洗顔をはじめとした、現在のスキンケアの方法を見直し、ピーリングなどのスペシャルケアは、肌が落ち着くまでお休みするというような大改編が必要。

「しなければ」という暗示が強い人ほど、この過程は恐怖に感じますが、これを乗り越えないと健康な肌になるのはいつになるか分かりません。美容の“なまけ”ではなく、美肌になるための“寝かせ”の段階と考えるようにしてください、

“本当の敏感肌”のスキンケア

ここまで、“自称・敏感肌”についてご紹介してきましたが。「それでも、私は生まれつき敏感肌だから」という人もいるでしょう。しかし、少し注意をすれば、意外に普通に化粧品を使えたりする場合が多いのです。“本当の敏感肌”の場合でも、注意すべき点を押さえておけば、スキンケアを楽しむことも可能です。

“本当の敏感肌”とは?

では、本当の敏感肌の場合はどうかといえば、原因は自分の体質によるものがほとんどで、主に2つのケースが考えられます。

  1. 水分や油分を抱えるセラミドなどの成分が、元々皮膚に少ないために乾燥しやすいケース。
  2. アトピー性皮膚炎や花粉症を含む、アレルギー体質のケース。元々の体質や肌伏態に合わない化粧品を使った場合に、かぶれの症状が出るもの。

敏感肌の症状は、合わない化粧品をつけるとすぐに赤くなったり、はれたり、ピリピリとした不快感、ヒリヒリとした痛み、ほてり、ひどいかゆみなどを伴う炎症です。

“本当の敏感肌”の対処法

化粧品をつけて、このようなかぶれの症状が出た場合の対処法は、
まず、すぐに水かぬるま湯で洗い流す。
その後は、肌当たりのやさしい清潔なタオルで、肌をポンポンと軽く押さえるようにして水気を吸い取る。

肌のつっぱり感がひどいときは、ワセリンならつけてもOK。そのとき使った化粧品は絶対に使用を中止すること。高価だったからもったいないとか、使い慣れたものから大丈夫なハズと、中止せずに使い続けて、肌荒れを大きくしてしまう人が、意外に多いので要注意です。

そして、半日して違和感や赤み、腫れが引いたら、別の化粧品で試してみましょう。もし、症状が引いていなかったら、すぐに皮膚科へ。この段階で、キチンと診察を受けて治療すれば、かぶれはひどくなりません。

“本当の敏感肌”の化粧品選び

美肌になるために努力している女性

敏感肌の人は、化械品を使い始める前に、必ず簡単なパッチテストを行いましょう。以前に使ったことのある化粧品でも、中身がマイナーチェンジしている場合もままあり、そうなると同じブランドでも別の内容物になっています。面倒でも、必ずテストしてから使用することをおススメします。

アレルギーのある人は皮膚科を受診して、アレルゲン(アレルギーの原因となる成分)を把握しておくことが大切。「今、使用している化粧品を使い続けても良いか?」ということも相談し、また、症状を引き起こしたときに使った化粧品とその成分は、できれば記録しておくと、医師にとってより的確な判断材料になります。

その上で、自分にとってのアレルゲンが入っていないかどうか、成分表示を確認してから。化粧品を選びましょう。成分表示を見てもよく分からない場合は、メーカーのホームページかお客様センターへアクセスを。

敏感肌用の化粧品は、香料や防腐剤、界面活性剤を使わず、天然由来の成分を配合しているものがほとんど。そして原料から製品に至るまで、十分な安全性試験が行われているので安心と言えるでしょう。

ただ、たくさんの天然成分が使われているものほど、その分、アレルギーを起こすリスクも高まります。「アレルゲンが配合されていないか?」だけは、しっかりチェックしてくださいね。

最近では、特に敏感肌用とうたっていない化粧品でも、肌に刺激を与える成分は排徐されていることが多いので、アレルゲンをチェックしてパッチテストをした上で使ってみても良いでしょう。

まとめ

“自称・敏感肌”かもと思ったら、まずはその原因を追究し改善へのアプローチを!肌状態が比較的良いときに、ほかの化粧品を試すチャンスです。

ただ、どんな肌質の人でも、肌荒れの症状がひどい場合は、キチンと医療機関にかからなければいけません。さらに、症状が落ち着くまでは、“本当の敏感肌”の人の対処法・化粧品選びをご参考ください。悪化を防ぐことが出来るでしょう。

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