201509/03

生理前のPMS症状で出る肌荒れをきっぱりと断ち切る方法5パターン

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生理が始まる1週間ぐらい前から、気になってくる肌荒れ、イライラや憂うつ、倦怠感、乳房の張り・・・。多くの人は、生理前に心身の不調が起きるのに、何となく気づいています。しかし、それについて、具体的な予防をしている人は少ないのではないでしょうか。

生理前に起こる心身の不調のことを「月経前症候群(PMS)」とまたは「月経前緊張症」といい、これらの症状は、生理が始まると解消されます。PMSの出方や強さにはとても個人差があり、少しイライラするだけの人から、強い痛みや不快感で日常生活が送れない人もいます。

PMSの症状は、頭痛や肩こり、肌荒れ、下腹部痛のような体にあらわれるものと、イライラや憂うつ、集中力の低下など精神面にあらわれるものがあります。ニキビもできやすくなり、それが気分を落ち込ませて、ますます憂うつな気分になるといった負のスパイラルにも陥りがち・・・。

PMSのことを知り、心身の不調が緩和されれば、気になる生理前の肌荒れやニキビも同時に改善されていきます。

これから、生理前の肌荒れがなぜ起こり、それらをどう予防していけば良いかをご紹介します。毎月訪れるブルーな日々を、少しでもハッピーにしましょう。

PMSの時期は黄体ホルモンが激増!

女性の体内では、生理周期にあわせて「卵胞ホルモン(エストロゲン)」ン)と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という2つの女性ホルモンが分泌されます。月経から排卵に向かってて卵胞ホルモンが多くなり、排卵後は黄体ホルモンが急激に多くなります。

月経前症候群が起きる原因ははっきりとは判明していませんが、原因の1つに、この黄体ホルモンの増加が影響していると考えられています。

生理前から生理中にかけて、体重が少し増えているのを感じる人は少なくないと思いますが、それはこの時期に増える黄体ホルモンに水分を蓄える作用があり、そのせいで体がむくみやすくなるからなのです。

この時期は皮脂の分泌も多くなるので、吹き出物もできやすくなり,ほかにも、自律神経が乱れがちになり、イライラしたり怒りっぽくなるなど、精神的に不安定な状態に。乳房が張ったり痛くなるのも黄体ホルモンの仕業です。

黄体ホルモンは、次の生理が始まるころには急激に分泌量が減り、それと同時に月経前症候群の不快症状が解消されます。肩こりや肌荒れ、むくみ、イライラ、気持ちの落ち込みなどの不快症状がある人の中には、自分の症状がPMSによるものだと気づいていないことも少なくありません。

まずは、自分の体や心にあらわれる症状が月経のサイクルと関連しているかをチェックしてみましょう。不快症状の原因がPMSによるものだと分かり、期間限定であらわれる症状だと知っていれば、多少は気持ちも楽になるハズですよ。

生理周期で変動する女性ホルモン

生理周期で変動する女性ホルモンを図解として表現したものですが、妊娠が成立しないと、女性はこのグラフのように周期をくり返し、わずかな期間でホルモン分泌が変化するするので体調変化が起こり、プロゲステロンが急激に変動する排卵後から次の生理までは不調を感じやすい時期になります。出典:小林製薬 命の母ホワイト

生理前の肌荒れ・ニキビも 黄体ホルモンの分泌が影響

毛の根元の脂腺が詰まり、アクネ桿菌(かんきん)が影響して炎症が起こるのがニキビです。皮脂の分泌が増えたり、皮脂の出口の毛穴が塞がったりすることでできますが、ニキビができるのにはホルモンも影響しています。

生理前になるとホルモンバランスが崩れるのでニキビができる人が多いようです。

男性ホルモンには、皮脂の分泌を盛んにする働きがあります。女性ホルモンの1つ黄体ホルモン(プロゲステロン)にも、そういった男性ホルモンに似た働きがあり、皮脂を増やし、角質層を厚くします。そのため、黄体ホルモンの分泌が活発になる生理前は、二キビや肌荒れを起こす人が多くみられるのです。

PMS症状を軽くするセルフケア

バランスの良い食事を日常から心がけて

塩分の多い偏った食事は、PMSを悪化させると考えられています。塩分を多くとると、体が水分をため込みやすくなり、手足や顔などがむくんでしまうことも。塩分のとりすぎはPMSだけでなく、生活習慣病などの要因にもなるので、日ごろから減塩を心がけるようにしましょう。

また、コーヒーのようなカフェインの多いものやアルコールなどの刺激物、糖分の多いもの、脂質の多いナッツ類なども、PMSにはおススメできません。気分転換程度の摂取ならですOKが、月経前はできるだけ控えるようにしましょう。

特に、黄体ホルモンの多い時期は、甘いものが欲しくなりがち。イライラしてつい手が伸びてしまうこともあるでしょう。でも、この時期に甘いものをたくさんとると、体はますますだるさを増します。体重もグッと増えてしまい肌荒れも悪化となると、余計にブルーな気分に・・・。

とはいえ、全くNGというわけではないので、ドライフルーツをヨーグルトに混ぜて食ぺたり、量を決めて食べるなど、自分の身体のサイクルを知って、食べ方を工夫しましょう。

イソフラボンは積極的に摂取を

大豆イソフラボンは、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)と似た働きをし、PMSの緩和に役立つという説もあります。納豆や豆乳、きなこなど、イソフラボンを含む食材は、エストロゲンが減ってくる黄体期には特に、積極的にとり入れたいもの。

食生活にとり入れるのが理想的ですが、それが大変というのであればイソフラボンサプリメントで摂取しても。ただし、イソフラボンは医薬品のように劇的な効果は期待できないので、あくまで補助的なものとして捉えてください。

肌荒れしやすい時期はたっぷりの泡で洗顔を

生理前になるとホルモンバランスが崩れるのでニキビができる人が多いようです。

月経前は肌のトラブルも増えてきます。

洗顔するときいつもより、やさしくソフトに洗うようにしましょう。ゴシゴシこすり洗いはNG。Tゾーンは洗顔石けんをたっぷりと泡立て、泡で包み込むようにやさしく洗うこと。皮脂が多いTゾーン以外は、あまり洗顔料を使わないように、また肌の乾燥を防ぐために、お湯よりも水で洗うことをおススメします。

メイクはしてもOK?

二キビができると、刺激を避けるためにメイクするのをガマンしがち。でも,ガマンしてストレスを溜めるくらいならら、メイクをしたほうが精神的にはまだ良いでしょう。また、紫外線から肌を守るためには、日焼け止めやファンデーションが必要です。

ただしファンデーションは、毛穴を詰めてしまいやすいリキッドタイプを避け、パウダータイプのものを。メイクをしたらきちんと落としましょう。

低用量ビルや漢方薬も「PMS」の改善効果あり!

月経前症候群の症状は、程度の差はあるものの、ほとんどの女性にみられますが、大半の女性は、月経が始まれば治るのだからと、症状をガマンしているようです。

PMSは薬で改善できるケースも多いので、まずは婦人科で自分の症状を詳しく相談してみること。肌荒れにはピル、むくみには利尿剤、痛みには鎮痛剤といったように、症状合わせた薬が処方されます。

低用量ピルはPMSの治療薬としても利用されている

低用量ピルは、避妊薬というイメージがありますが、月経痛、過多月経などのほかに、PMSの治療薬としても有効です。低用量ピルは排卵を抑えるので、女性木ルモンの量が月経サイクルによって大きく変動しなくなり、PMSの症状を緩和させることができるからです。

PMSの症状は、体にあらわれるものから、心にあらわれるものまで様々。西洋薬のように悪いところをピンポイントで治すのではなく、身体全体を整える漢方薬は、こういった多くの不快症状を改善するのにも適しています。

「桂枝茯苓丸(けいしぷくりょうがん)」や「加味逍遥散(かみしょうようさん)」「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」、「抑肝散(よくかんさん)」などがPMSに有効とされていますが、その人の体質によっても違ってくるので、初めて使う場合は、漢方を扱っている病院や薬局で処方してもらいましょう。

まとめ

PMSの不調は、生理が始まればある程度解消するので、何となく病院や薬局に行きそびれてしまいがち。しかし、閉経までの何年も、毎月ブルーな気持ちで過ごすのは、かなりもったいない話ですよね、生理中の過ごし方を気遣うのと同じように、ぜひこれからは、生理前の過ごし方にも取り組んでいきましょう。

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