201509/23

おならがよく出るなら、ペパーミント療法で出る回数を減らす方法

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臭いおならを我慢する子供

「おならや便が異常に臭い・・・」
「おならの回数が多くて、人前でつい我慢ばかりしてしまう・・・」

これは、多くの女性が持つ腸の悩みの1つです。これは、代表的な便秘症状で、自分で「おならが臭い」「回数が多い」と気になるようであれば、それは便秘からくる臭いなのです。

便秘やその関連の情報は巷にあふれているのに、「おならの臭いの原因」や、「おならを我慢する方法」といったものはほとんど紹介されていません。しかし、「たかがおなら、されどおなら」で、おならの悩みは非常に深刻でデリケートな問題。

そこで、「おならの臭いの原因」と「おならを我慢してはいけない理由(ワケ)」も、分かりやすくご紹介します、さらに、「おならの悩みを緩和する方法」も併せて、ぜひご参考にしてください。

男性は割と、人前でおならをしても平気な人が多いのですが、女性はそうはいきません。「恥ずかしい」「みっともない」と、おならを我慢する人が大半ではないでしょうか。

しかし、腸の健康を考えると、おならは我慢するべきではありません。おならを我慢する癖がついてしまうと、腸の働きがますます鈍って、便秘やおならも悪化・悪臭化してしまうのです。

それだけでなく、我慢したオナラの悪臭物質が血液を通して体中に流れていき、汗や呼気から体臭や口臭となって現れることもあります。そこまでいってしまうと、専門的な医療機関にかかったとしても治療はかなり大変に・・・。

また、食べ物の影響や生活環境の変化などで一時的におならが臭くなった場合は、すぐに元に戻りますが、いつも慢性的におならが臭いという人は、根本的な原因である便秘を改善しなければ、「おなら」問題も解決しません。

おならのにおいは腸内環境のバロメーター

オナラに含まれるガスの成分は人によって様々ですが、腸内に悪玉菌が少ない場合は、窒素、二酸化炭素、水素、メタンガスなどが大半を占めています。これらはいずれも“不活性ガス”と呼ばれており、臭いはほとんどありません。

ただ、腸内細菌は死ぬときにガスを出すのですが、善玉菌が出すガスには悪臭がなく、悪玉菌が出すガスは悪臭を放ちます。

悪玉菌が多い腸内では、アンモニア、硫化水素、スカトール、インドール、フェノール、メチルメルカプタンなど、悪臭を放つ物質が作られます。

  • 硫化水素:温泉によくある卵が腐ったような臭い
  • フェノール:消毒液の「クレゾール」の臭い
  • メチルメルカプタン:玉ねぎが腐った臭い

これらが、オナラや大便を臭くしているのです。

つまり、腸内環境が悪化して悪玉菌が優勢になれば臭いおならが出て、善玉菌が優勢であれば、おならは臭くないのです。腸内環境を整える方法の詳細は、手軽に実践!臭いおならの3大原因を絶つでも詳しく紹介しています。参考にしてください。

腸内環境を左右するのは、全体の7割を占める日和見(ひよりみ)菌の動向。日和見菌が悪玉菌の味方につけば、一気に悪玉菌が優勢になってしまうのです。そのキッカケとなる要因として、次の3つが挙げられます。

悪玉菌が優勢になる3大原因

生活習慣の乱れ

食事や睡眠などの生活リズムの乱れに、暴飲暴食が加わると、腸内は圧倒的に悪玉菌が優勢な状態に傾いてしまいます。

自律神経の乱れ

旅行すると急に便秘になったり、おならが臭くなった経験を持つ人は少なくないでしょう。旅先という非日常の場では、自律神経は、興奮モードを司る交感神経が上がり、リラックスモードを司る副交感神経が下がります。

副交感神経は胃腸の活動をコントロールしているので、副交感神経が下がると、腸の動きも鈍くなります。腸の内容物が停滞すると、腐敗して悪臭ガスが盛んに発生するのでおならが臭くなってしまうのです。

加齢

40代を超えると、男女を問わず腸内に悪玉菌が増えてきます。そのうえ、40代以降は副交感神経の機能が下がってくるので、腸の動きが鈍くなります。このダブルパンチで、年をとるほど、おならは臭くなっていくのです。

また、食べ物の影響でおならが臭くなることもあります。特に、肉など動物性たんぱく質食品は要注意。焼き肉や鮫子を食べて、締めにラーメン・・・といった食事をすると、翌日、てきめんにおならが臭くなるのはこのため。

こうした臭いをかぐのは誰にとってもイヤなもの。かがずに済むならそれに越したことはありませんが、問題は、臭いそのものではありません。

おならや便が臭いのは、腸内の環境が悪くなっていることを伝えるサインです。したがって、出てきた臭いに鼻をつまむだけでは、何も解決しません。善玉菌と悪玉菌のバランスを改善するためには、判断材料としての「臭い」とも正面から向き合う必要があるのです。

おならを我慢し過ぎると病気になる!

ところで、おならを我慢するとどうなるかご存知でしょうか?特に女性の場合、人前では我慢してしまうことが多いと思いますが、出るのを食い止めたからといって、その腸内ガスが消えてなくなるわけではありません。

もちろん、我慢した後にトイレに行けば、ガスは便といっしょに排泄されます。でも便秘がちな人だと、それもない可能性がありますよね。その場合、排池されなかった腸内ガスは大腸の毛細血管から吸収されて、血液の中に混入します。そのまま体内を駆け巡り、最終的には肺から呼気と一緒に出てくるのです。

つまり、ロからおならが出る。もちろん「ブーッ」と音を立てるワケではありませんし、すでに血液の中で薄まっているので、おならと同じ臭いがするワケでもありません。でも、最後はロから出てくると思うと、おならを我慢するのも考えものでしょう。悪いガスがお腹に溜まると腸内環境がますます悪化し、体調も崩しやすくなってしまうのです。

おならは、絶対に他人に音を聞かれたくないもの。しかし、くしゃみや咳と同様、おならも誰もが平等にすることです。過剰な我慢を強いるのは、健康に良くありません。

人前で我慢して、1人のときにまとめて出す方法は?

おならの我慢のし過ぎは健康に悪いということは、先述しましたが、それなら、「1人のときにまとめて出せたら」と思う人も多いでしょう。しかし残念ながら、おならをまとめて出す方法はありません。その場で出さずに我慢すると、おならはますます臭くなり、腸の健康状態も悪化してしまいます。

我慢したおならは、腸内にガスして溜まり、腸が膨れて張ってきます。ある程度以上まで膨れ上がると、腸の神経が麻痺して、感覚が分からなくなってしまいます。鈍くなった腸は動きが止まり、次は、もっとガスが溜まってパンパンに膨れた状態にならないと、感知できなくなります。おならを我慢し続けると、腸がどんどん鈍くなり、動きが止まってしまうという怖さがあるのです。

本来ならば、たとえ人前であっても、おならは絶対に我慢しないほうが良いのです。確かに、パブリックなシーンでは、我慢した方が良い場面もあるかもしれませんが、トイレに立ったり、さりげなくその場を離れたりして、上手く“ガス抜き”をするようにしてあげましょう。

参考までに自宅でできる、簡単なガス抜きポーズをご紹介します。


参考:資格のマナビバ youtube

ウェスト周りをねじって深く呼吸をすることで腸を刺激し、消化機能を高める 「ガス抜きのポーズ 」で上手く“ガス抜き”をしてください。

おならを減らす方法はある?

おならの回数が気になる人には、とても切実なことかもしれません。しかしこあれも、即効性のある方法は、残念ながらないのです。

腸内環境を良好な状態に戻せば、おならの回数は明らかに減りますが、それまでには最低でも3ヶ月はかかります。悪玉菌が死ぬときにガスを出すため、腸内が、悪玉菌が優勢な状態から、善玉菌が優勢な状態へと変わっていく過程で、一時的におならが増えますが、善玉菌が優勢になれば、自然とおならは減ってくるでしょう。

おならの悩みを解消する特効薬はある?

おならのにおいや回数を減ら根本的な解決策は、腸内環境を良好な状態に戻す以外にありません。となると、腸内環境の改善に役立つ食べ物が、おならの特効薬と言えそうです。

具体的には、腸内で善玉菌を増やす手助けをする、納豆やヨーグルトなどの発酵食品や、善玉菌のヘサとなるオリゴ糖や乳糖、便通の改善に役立つ食物繊維が豊富な、根菜類や海藻類などです。特に、乳酸菌や、水溶性食物繊維を多く含む食品を、積極的に摂りましょう。

乳酸菌整腸剤を使用する

また、乳酸菌整腸剤を利用するのも良い方法です。乳酸菌整腸剤は、市販のものでも良いですし、「おならが気になります」という理由でも、内科で処方してもらえますよ。

参考:新ビオフェルミンS錠/ビオフェルミン製薬

新ビオフェルミンS錠は、3種類の乳酸菌を配合した整腸薬です。出典:Amazon

「新ビオフェルミンS錠 」は、整腸効果を高めるビフィズス菌、乱れた腸内菌叢を整えるフェーカリス菌、有害菌を抑えるアシドフィルス菌、の3種類の乳酸菌を配合した整腸薬。
これらの菌が生きたまま腸に届いて増え、腸内細菌のバランスを整えてくれる。

ドイツのおばあちゃんの知恵 ペパーミント療法で緩和しよう

お腹を軽く叩いてみてください。ポンポンと音がする人はガスが溜まっているかもしれません。

科学的根拠
ペパーミント油が過敏性腸症候群の症状を軽減する可能性があることが、いくつかの研究結果によって示唆されています。
ペパーミント油とキャラウェイ油を併用すると消化不良の改善に有効である可能性があるという研究結果がありますが、その根拠は予備的なものです。
なかには有望な研究結果もありますが、上記以外の疾患に対するペパーミント油の効果を明確に支持する根拠はありません。
厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業

腹部膨満感の原因となるガスの正体とは何かというと、その約70%はロかち飲み込んだ空気で、残りは血液中から拡散したガスと腸内で発酵したガスが混ざり合ったもの。飲み込まれた空気は、げっぷを我慢して外に出さずにいると、腸に下がってガスとなり、おならとなって外に出ようとします。

お腹のガス排出(=おなら)の回数は、人によって異なりますが、健康な人の場合、おおよそ7~20回で、1回につき50~500ccの量が排出されるといわれています。なお、このガスの成分はなんと400種類もあり、そのうち約80%が空気で、インドール、スカトールなどの悪臭物質は1%にも満たないのです。

「たかがガスぐらい」と軽視するのも考えものです。横行結腸に多量のガスが留まると胃を圧迫して胃内容物の流出を滞らせるため、胃炎や逆流性食道炎の症状と同様の悪心(むかつき)や食欲不振、胸やけなどを起こすこともあるのです。

特に、便が途中でとどまってしまいがちな停滞腸や便秘の人には、ガスが溜まって腹部膨満感(お腹のはり)が多くみられます。さらに、ストレスを強く感じると、ガスが溜まりやすくなり、空気嚥下(えんげ)症といって、ストレスによる緊張から、無意識のうちに多量の空気を飲み込んでしまうのです。

ペパーミント療法とは?

ドイツなどヨーロッパでは、この腹部膨満感に対して昔からペパーミントが効くと言われています。ペパーミントティーも有効ですし。ペパーミントオイルの温湿布(メン夕湿布)も、腸の働きを活性化するのに効果的です。

ペパーミントのこうした働きは、主要成分であるメントールが、セロトニンとサプスタンスP(痛覚の伝達物質の一種)に働きかけ、筋肉の収縮・緊張をほぐすことによります。さらに、メントールの成分が、筋肉を収縮させるカルシウムをブロックすることで、腹痛や不快感の元になる筋肉の過度な収縮を防ぎ、リラックスさせてくれるのです。

参考:ポンパドール ペパーミントリーフ ハーブティー/ポンパドール

清涼感溢れるすっきり した香りと爽やかな風味のペパーミントティーです。出典:Amazon

ポンパドールは約130年の歴史を持つ、ドイツ生まれの世界中で愛されているテーカンネ社のハーブティーブランド。デュッセルドルフ市内のライン川を望む一角に広大な敷地を持ち、ハーブの生産ではその工場規模、管理、品質の高さ、生産量で世界一を誇る。ミントの、清涼感溢れるすっきりとした香りと爽やかな風味が、リフレッシュしたい時にピッタリ。

ペパーミント温湿布の方法

温湿布は、温めた湿布を下腹部に当て、特定の効果を得る方法。湿布の際に、ペパーミントのエッセンシャルオイル(精油)を用いれば、下腹部からペパーミントの成分を効率的に取り入れ、その作用を効果的に得ることができるのです。

用意するもの

  • ペパーミントのエッセンシャルオイル
  • 洗面器
  • 熱湯
  • フェイスタオル

作り方&使い方

  1. 熱湯を洗面器に入れ、上からペパーミントのエッセンシャルオイル(精油)を2~3滴落とす。(4滴以上は入れないように)
  2. タオルを入れて水分と精油分をしみ込ませた後、引き上げて絞る。
  3. 下腹部に優しく押し当てる。

肌トラブルを避けるため、入れるエッセンシャルオイル(精油)の量は、通常3滴までとしてください。身体の部分に対して使用する湿布は、2~3滴で十分効果が得られます。

特に、初めてお肌に使用するエッセンシャルオイル(精油)の場合、肌の反応に気を配りながら湿布してください。刺激を感じたり、赤くなったりした場合は、そのエッセンシャルオイル(精油)は肌に合っていないので、使用を中止しましょう。

参考:GAIA エッセンシャルオイル ペパーミント/GAIA NP(ガイア・エヌピー)

ペパーミントの葉と花から水蒸気蒸留法で 抽出したエッセンシャルオイル出典:Amazon

精油は同じ精油でも産地や環境、栽培・抽出した年で香りが異なるので、産地・ルート選別をクリアしたものの中から、特徴とされる香り、全体の香り、伸びやかさ、深さ、バランス、香りが纏うその雰囲気など、様々な項目で評価・選出されたもので、その品質の高さから、専門店や医療機関でも定評のあるアロマブランド。

参考:生活の木 エッセンシャルオイル ペパーミント 

生活の木エッセンシャルオイルペパーミントは容量も色々あって選びやすく、このペパーミントは常に常備しておきたい精油です。
出典:Amazon

爽快で清涼感あふれるクリアな香りの生活の木エッセンシャルオイルペパーミントは、さまざまな商品の香り付けとして、慣れ親しんでいる香りですが、ペパーミント油そのものの香りは、非常に強く鮮烈なものです。
ペパーミントエッセンシャルオイルをアロマランプで香らせたり、1、2滴ペパーミントを落としたティッシュなどを側において、眠気を覚ましたり気持ちを落ち着けたりする性質も持っていますので、心と体のバランスを整える健康法ともいわれています。

まとめ

おならの臭いは、食品や医薬品で腸内環境を整えることで、いくらか改善が期待できます。しかし、おならの回数を限りなくゼロにすることは、生きている限り不可能です。

ただ、おならを我慢することは、腸の状態を悪化させてしまうので、上手くトイレに立つなどの抜け道を確保することが必要。うっかり人前でおならが出てしまうよりは、「ちょっとお手洗いへ」と中座した方が、ずっと恥ずかしくないよね。

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