
全女性にとって、“小顔”になることは美肌と同じように永遠のテーマの1つです。
一生懸命、リフトアップマッサージや美顔器、専用のコスメを使っている人も多いでしょう。しかし、その効果がイマイチ感じられないという場合、それらのマッサージやアイテムが合わない以前に、アナタ自身が小顔になることから遠ざけているかも。
人によって、顔が大きくなる要因は様々。むくんで顔が丸く見える、筋肉が発達しすぎてエラが目立つ、贅肉がついて顔の輪郭がぼんやり…。
こんな風になってしまう原因は、1つではありません。例えば、顔に贅肉がつく理由でも、むくみがちな人は老廃物かたまりやいからつきやすかったり、ボソボソと話すクセがある人は、筋肉が弛緩してしまうからつきやすい・・・など、生まれ持った体質や悪い習慣など、色々な原因が影響し合っています。
そこでこれから
- 知らず知らずのうちに 小顔を遠ざけている7大生活習慣
- 女子アナもやっている 口の周りの筋肉を鍛えるエクササイズ
- 古代中国2000年の歴史 顔がキュッと引き締まるツボ押しテク
の3つをご紹介します。
これら3つのうち、どれか1つだけを頑張っても、十分な小顔効果は得られません。少しずつでも良いので、毎日の生活に意識的に取り入れていってください。今までより、一回りも二回りもスッキリした小顔が手に入るハズですよ。
また、補助的ですが小顔ツールもご紹介します。
参考:美顔器でリフトアップマッサージツインエレナイザーPRO2
顔のリフトアップ(小顔)には、見た目にもすっきり感が感じられます。
年齢を重ねると共にフェイスライン、ほうれい線、マリオネットラインなどのたるみ、しわなど、肌は劣化していく一方です。ツインエレナイザーPRO2は、気になるたるみ、シワなど、リフトアップ小顔など小顔にするための、いわばツールのようなものです。
小顔やリフトアップと聞くと、20代以下の女性の方々は気にしないかもしれませんが、シワなどはもう既に進行が始まっています。昔の自分の写真と見比べると「ほうれい線が濃くなった気が…」などは多くの女性が経験しているはずです。
リンパ節というのは、全身にはりめぐされたリンパ管が合流している部分のこと。体の奥にあるソラマメの様なもので、リンパ液が運んできた老廃物ををすくいあげるフィルターのような働きをしてくれます。リンパには血液と違って心臓というポンプがないので、運動やマッサージでないと循環できません。むくみなどが起こる場合、リンパマッサージを行って、意識的に排泄する努力が必要です。
子顔で有名な「真木よう子さん」に追いつけ!
どんなにマッサージしても小顔になれない理由(ワケ)とは?
アナタの顔が大きくなってしまう原因は、日々の生活習慣の中にもあります。思い当たる人は、ぜひ今日からでも意識してください。これらが改善されれば、小顔以外の美容・健康にもメリットがあることばかりですよ。
顔を大きくしている生活習慣7つ
- デスクフークが多く、姿勢が悪い
- ほとんど運動をしない
- 湯船に入らずシャワーですませている
- 気づくと上下の奥歯が触れている
- 鏡を見る習慣がほとんどない
- ご飯をあまり噛まずに食べてしまう
- 低い声でボソボソ話しがち
血流か悪くなる生活をしている
姿勢が悪い、デスクワークが多く運動量が少ない、お風呂よりもシャワーで済ませてしまう人などは血流が悪く、老廃物が詰まりやすい傾向に。この詰まりが顔のむくみを引き起こす要因となります。
噛みしめグセかある
何もしていないときに上下の奥歯が当たっている人は、噛みしめグセがあり、咬筋(エラの筋肉)を常に使っている状態。咬筋肥大を引き起こし、エラが張る原因になります。エラの筋肉が張ってしまうと、頬骨も張り、大きな顔になる原因となるのです。意識して噛みしめないようにしましょう
自分の顔を鏡であまり見ない&インドア派の人
人は、周囲に見られていると意識すれば、顔の筋肉を使いますが、誰にも見られない生活を送ると、顔の筋肉は無意識に弛緩し、脂肪がつきやすくなってしまうのです。
他にも、よく噛まずにご飯を食べる人は咀嚼(そしゃく)筋を使わないため、低い声でボソボソと話す、人は舌骨筋を使わないため、共に筋肉が弛緩してしまい顔が大きくなる原因に。
これらの生活習慣がそのままだと、いくら表情筋トレーニングやエクササイズ、マッサージを行なっても意味がありません。日々の悪い習慣を見直し、改善することが小顔への第一歩となります。
アナタも女子アナレベルの小顔になれる!?
「言葉エクササイズ」で口元のアンチエイジング
英語に比べて日本語は、舌をあまり動かさず、口周りの筋肉を使わなくても発音できてしまう言語です。現に、日本語を話す舌に慣れている私たちに英語の発音は難しいハズ。この発音練習で、今まで使わなかった筋肉に刺激を与えましょう。日常会話でも、顔面の筋肉を使って会話すると、小顔につながります。鏡を見ながら、レッツスタート!
あいうえお表情筋エクササイズ
- 「あ」:舌は宙に浮いた状態口。口も開けすぎず、口角を少し上げ気味でほほ笑んで発音します。
- 「い」:ロを横に広げる、このとき、頬がリフトアップされて、少し笑い目になるのが理想的です。
- 「う」:ロをしっかりととがらせましょう。口唇が緊張するように心がけてください。
- 「え」:下唇の左右が緊張するように。舌の形は平たくなるのが正しいです。
- 「お」:上唇の筋肉を緊張させます。ほうれい線を広げるイメージで。
ロの大きさは「あ⇒お⇒う⇒え⇒い」の順に小さくなっていきます。
まずは、母音を発声したときの表情に変なクセがないか、鏡を見ながら確認しましょう。特に「う」や「え」は、口角を下げるクセがある人が意外と多く、本人も自覚していないことが多いので、注意しましょう。
舌を自在に動かそう!舌巻きタントリル運動
「タンドリル」とは、巻き舌のことです。「とぅるるるる」と舌を震えさせるものです。舌を動かすことが上手な人とそうでない人がいますが、練習すればできるようになるとも言われています。
タンドリルができる人は
- 5~10秒続けてできるように練習しましょう
タンドリルができない人は
- “るあ"を10回言う
- “とぅるあ"を10回言う
- “とぅるるるる”を10回言う
を繰り返します。
これらを繰り返すうちに、舌が上あごにつく感覚が分かり、筋肉が発達してきます。
タンドリルができるようになったら、“らりるれろ"をタンドリルでスタート!“とぅるあ、とぅるり、とぅるる、とぅるれ、とぅるろ”と発音してみましょう,
女子アナもやっている!早口言葉エクササイズ
早口言葉は、小顔に効果的。ハッキリと発音しながら早く話そうとすると、顔全体の筋肉が素早く動こうとします。口周りだけでボソボソ話すのではなく、顔の筋肉を使って話すことを意識しましょう。そのような動きが日常になっている女性アナウンサーの多くは、小顔の傾向にあります、早口言葉は滑舌が良くなるだけでなく、小顔も手に入れることができる一石二鳥の運動なのです。
顔の筋肉を使って話す
早口言葉 初級編
- 生麦生米生卵(なまむぎなまごめなまたまご)
- かえるぴょこぴょこ3 (み)ぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ6(む)ぴょこぴょこ
早口言葉 中級編
- ブスバスガイド、バスガス爆発(ぷすぱすがいど、ばすかすばくはつ)
- 竹蔽に竹立てかけたのは、竹立てかけたかったから、竹立てかけた
(たけやぶにたけたてかけたのは、たけたてかけたかったから、たけたてかけた)
早口言葉 上級編
- 骨粗鬆症訴訟勝訴(こつそしょうしょうそしょうしょうそ)
- お綾や、親にお謝り。お綾や、八百屋にお謝りとお言い
(おあやや、おやにおあやまり。おあやや、やおやにおあやまりとおいい)
唇や舌の筋肉は年齢と共に老化していきます。ゲーム感覚で、家族や友進と早ロ言葉を競ったりしながら,口周りの若さを保ちましょう。
ここぞというときのための 即効!小顔テクニック
初めてのデート、プレゼンの勝負の日、本命の合コン・・・。そんな大切な日に限って、な ぜか、むくんで大きくなってしまう顔!そんなアナタの駆け込み寺。小顔になりたい人へ秘密のテクニックを教えます。特にツボ押しは移動時間にできるので、忙しい朝にもおススメです。
顔面のツボ押し
身体中にあるツボは、もちろん顔にもあります。今回ピックアップしたツボは、血液やリンパの流れを良くし、老廃物の排出を促し、代謝がアップすることで、フェイスラインがスッキリ!そんな小顔のツボ、代表的な8つをご紹介しましょう。
2 迎香(げいこう):小鼻の外臨のくぼみ(反対側も)
4 四白(しはく):黒目の下のへこみより少し下(反対側も)
6 地倉(ちそう):口角の外側(反対側も)
8 頬車(きょうしゃ):エラから約1㎝の内側(反対側も)
9 下関(げかん):ロを大きく開けた時へこむ所(反対1対側も)
13 攅竹(さんちく):眉間の内側の大きくへこんだ所(反対側も)
24 承漿(しょうしょう):下唇の下のへこみの少し下
25 印堂(いんどう):眉間の中央
効果的なツボの押し方
- ゆっくり押してゆっくり離す。
- 必ずしもビンポイントを押さないといけないワケではなく、ゾーンでとらえ、気持ちの良い所を押せばOK。
- 入浴中やお風呂上りなど、身体が温まっている方が効果的。
- 体液の流れを促進するため、水分を前後にしっかりとること。
温冷コップ責め
冷たいコップで血管を収縮させ、熱いコップで一気に弛緩させる、これを繰り返すことで血管のポンプ機能を促進させ、顔の内部に滞留している老廃物を押し出します。
キンキンに冷えた水を入れたコップと、ヤケドしない程度のアツアツのお湯入れたコップを1杯ずつ用意する。
耳の下からエラに沿ってコップを当てる。耳下を通っている頚動脈を、温冷で流すイメージで。
30秒ごとに左右のコップを入れ替えて、温冷交互にする。顔がポカポカしてきます。
まとめ
顔は、たくさんの筋肉や脂肪からできていて、それらがピッタリと整備され正しく使われていることはめったにありません。大抵は使い慣れたものを使い、顔にクセや歪みが出ています。普段使っていない部分を使い、ツボを刺激することで。“本当の顔”を取り戻すのが、この小顔レッスンです。
顔の大きさにコンプレックスがある人ほど、メイクで隠そうと一生懸命になりますが、それで変われる美しさには限界があります。今回ご紹介した「小顔レッスン」で、顔の土台が整ったら、メイクもファッションも今までよりずっと楽しくなるでしょう。