201507/06

危険な化粧品成分の体に蓄積される経皮毒の成分リスト完全公開

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危険とされる化粧品成分はなぜ身体に悪影響

市販されている化粧品の成分表を見ると、合成界面活性剤や有害性が高い添加物の名前がたくさん並んでいますよね。これでは美しきを得るための化粧品が、肌や全身の健康を損なっていることになってしまうことに。

ほとんどの化粧品には、合成化学物質による保湿剤が含まれています。しっとり感や潤った感じは、この保湿剤の作用です。ところがこの保湿剤は、ほかの有害化学物質の侵入を助ける作用をします。結果的に皮膚は傷つき、荒れやすくなります。乾燥肌も皮膚が傷んでしまったために起こる症状です。

肌が荒れる、カサカサするからといって、さらに合成化学物質入りの化粧品を上塗りしては負のスパイラルに陥ってしまいます。合成化学物質の作用で一時的に肌の調子が良くなったような気がしても、本当の美しきは得られているのでしょうか?

1-1 危険とされる化粧品成分はなぜ身体に悪影響なのか?

私たちが普段使っている化粧品やシャンプーなどの日用品には、さまざまな合成化学物質が配合されています。これら合成化学物質のなかには、発がん性や環境ホルモン〈人間が分泌するホルモンのバランスを崩す〉作用があったり、体質によってはアレルギーを引き起こすことが確認されているものも、数多く存在しています。

皮膚や粘膜から体に有害な化学物質が吸収される出典:(社)国際オーガニックセラピー協会(IOTA)

しかし、生活用品の場合、食べ物と比べると、気にかけている人が少ないのではないでしょうか。ついつい、「食べるものではないから大丈夫」とか「大した量、濃度ではないから問題ない」と考えてしまいがちですよね。これは、有害な化学物質の“経皮吸収〈皮膚を通して吸収されること〉”の恐ろしさが、あまり実感としてないのも大きな理由かもしれません。

皮膚や粘膜から、人体に有害な化学物質が吸収されることを“経皮毒”と呼びます。実は、口から摂取した化学物質は、吸収されたあとに肝臓を経由するため、その解毒作用で若干影響力が和らぐとされています。

それに対し、皮膚から有害物質が吸収されると、食べ物と一緒に経口吸収された場合と違って、肝臓で解毒されることなく蓄積されやすくなります。そうした化学吻質の一部は皮下組織に貯め込まれ、血流に乗って徐々に全身を回り、長い時間をかけて少しずつ排除されていくのです。

1-2 経皮毒は時間をかけながら体に蓄積される怖さ

つまり、経皮毒は代謝に時間がかかるということ。そして、もしその原因が毎日使っている化粧品・日用品にあるのだとしたら、それらの物質は排池よりも速いペースで、毎日少しずつ蓄積している可能性があるということです。

最初は、何の健康上の異変も起きないかもしれません。ただ、徐々にではあっても確実にリミットに近づいていきます。それは明日かもしれませんし、10年あるいは20年後かもしれません。体に蓄積した経皮毒は、確実にアナタの身体を蝕んでいくことでしょう。

1-3 花粉症やアトピー性皮膚炎の原因かもしれない?

近年、30~40代になって突然、花粉症やアトピー性皮膚炎になったというケースが目立ってきていますが、これは、体内に蓄積した経皮毒の影響で、免疫機能が低下したのが原因ではないかともいわれているのです。

経皮毒から身を守るには、日頃、使っている生活用品の成分をチェックし、有害な化学物質が使用されていないかどうかをよく確認することが大切です。「ちょっと気になるけど食べるものではないから大丈夫」なんていう楽観視はNG。

有害物質を可能な限り避けるためには、危険な化粧品成分を知り、化学物質の使用を減らした安全な製品を選び、マイナーなメーカー・ブランドであっても、進んで試し導入してみることが。自分だけでなく家族の、またこれから生まれてくる子の健康をも守ることに繋がるのです。

2-1 成分表をよく確認することから始めよう!

化粧品の成分表日用品は、配合されている成分をラベルに表示する義務があります。危険な成分が入っていることもあるので、自分で確かめて選びなさいというワケです。要するに、自分で安全な製品を選ぶことができるのです。でも、ラベルにはカタカナのむずかしい物質名がずらりと並んでいて、どう見たらいいものか分かりませんよね。

ラベルや箱に表示されている成分表は、安全な製品を選ぶために大切な目安となりますが、まだ一部の成分しか使用の制限がなく、安全性が疑わしい成分に対して、企業側に法律上の義務や罰則がゆるい現状では、どんな危険な化粧品成分が含まれているか自分で確認するしか手だてはありません。

2-2 有害性が高い物質

化粧品のラベルに表示されている合成化学物質には、とても多くの種類がありますが、これからご紹介する一覧を見て、有害性が高い物質から覚えていきましよう。
危険な化粧品成分〈主なものを抜粋〉

2-3 有害性の高い界面活性剤

界面活性剤は、皮脂膜を溶かして。皮膚バリアーである角質層の細胞までも壊してしまうので、肌荒れ、乾燥肌の原因に。「皮脂汚れを取り除く」「サッパリ仕上げ」といった効果のあるものは、特に強力に合成界面活性剤が働いているためです。

  1. アルキル硫酸エステルナトリウム
    〈AS・ラウリル硫酸ナトリウム、SLS.ラウレス硫酸ナトリウム〉
    化粧品、シャンプー、歯磨き剤、洗顔フォームなどの主成分。皮膚障害やアレルギーを誘発する可能性があります。
  2. アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
    〈AES・ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩〉クリーム、洗顔フォーム、シャンプー、歯磨き剤などに使用されています。皮膚への刺激は少ないのですが、皮脂を過度に取り除くため皮膚を乾燥させ、ひび割れ、乾燥肌の原因になることも。発ガン性物質の疑いもあります。
  3. ポリオキシエチレングリコールモノ脂肪酸エステルPEG
    〈ポリエチレングリコール〉保湿剤として、クリーム、ローション、口紅、シャンプーやリンスなどの化粧品で使用されています。飲み下すと肝・腎機能障害になり、また発ガン性物質の疑いも。
  4. ポリオキシエチレンアルキルエーテルPOER
    (パレス、ステアレス、セテス、ラウレス、AE)
    保湿剤、乳化剤として、乳液、クリーム、シャンプー、ハンドクリームなどに使用されています。生分解性がよく、比較的安全なことから近年その使用量が高まっています。しかし、経皮毒の危険はないといいきれません。

2-4 保湿剤・潤湿剤として添加される有害化学物質

日用品には製品の肌に浸透しやすくしたり、保湿効果を与えたり、クリーム状に乳化させるために様々な化学物質が使用されています。

「潤いのある仕上がりに」などという効果をうたったものは、 界面活性剤で皮脂膜が溶かされたことをごまかすため、保湿効果がある危険性の高い合成化学物質を配合されているケースが多数あります。一時的に潤い感があるものの、実際には肌荒れ、乾燥肌を招くことに。

  1. ジエタノールアミン〈DEA〉、トリエタノールアミン〈TEA〉
    化粧品、シャンプー、リンス、殺虫剤、医薬品の乳化剤、保湿剤、柔軟化剤として使用されています。身体の中で、ニトロソアミンという発ガン性物質を生成する可能性があります。皮膚や粘膜〈ロ睦、消化管など〉に対して刺激があり、慢性中毒として肝・腎機老障害を起こす危険性があります。
  2. プロピレングリコール〈PG〉
    もともと、工業用の不凍液〈水冷エンジンや住宅の暖房ヒーターの一部などの内部を循環する冷却水の一種で、冬期・寒冷地において凍結しないように作られた液体〉として使用されていた物質ですが、洗剤、化粧品、医薬品、歯磨き剤、消毒剤、ウェットティッシュ、入浴剤などの多くの目用品の乳化剤や湿潤剤として使用されています。ほかの物質の経皮吸収を促進する作用を持っています。
    まれに、この物質に対して過敏症の人がいます。血液に入ると赤血球を破壊する溶血性があり、染色体異常を引き起こす可能性もや、カビの成長や酵母の発酵を阻害する作用があるともいわれています。

2-5 殺菌剤・防腐剤として添加される危険な化粧品成分

  1. オルトフェニルフェノール〈OPP〉
    化粧品の防腐剤として広く用いられています。経皮吸収すると皮膚、粘膜を腐食するおそれがあり、飲み干すと肝機能障害、ヘモグロビン量低下、腎臓・尿細管の異常、体重低下、寿命の短縮などを引き起こす可能性があります。変異原性〈細胞や生物に突然変異が発生する頻度を増大させる〉、発ガン性物質、環境ホルモン物質の疑いもあります。
  2. パラべン(メチルパラペン、エチルパラペン)
    人によってアレルギーを誘発する可能性があります。

2-6 製品の変質を防ぐために転訛される危険な化粧品成分

  1. エデト酸・エデト酸塩〈EDTA・EDTA-2Na・EDTA-4Na)
    金属イオン封鎖剤として化粧品、洗剤などの多くの日用品に使用されています。経皮吸収すると、皮膚、粘膜を刺激し、アレルギーを誘発することもあります。カルシウム欠乏症、血圧降下、腎陵能障害を引き起こすおそれもあります。
  2. ジブチルヒドロキシトルエン〈BHT〉、ジブチルヒドロキシアニソール〈BHA〉
    化粧品やシャンプーなどの酸化防止剤として使用されています。皮膚障害や過敏症を引き起こすおそれがあり、変異原性、発ガン性物質の疑いがあります。ジブチルヒドロキシアニソールは環境ホルモンの認定を受けています。

2-7 成分的に安全なおススメ化粧品

洗顔料
無添加フェイシャルソープ/シャボン玉せっけん

原材料か水と安全な「カリ石ケン素地」のみの非常にシンプルな洗顔料です。これは、動植物の脂肪酸に水酸化カリウムを加えて作られた、「脂肪酸カリ」という天然の界面活性剤。この成分は、水を加えることで液体せっけんになります。この脂肪酸カリはオリーブオイルなどの天然油脂を原料にしているので。安全性は十分信頼できるといって良いでしょう。

〈ドラッグストア・バラエティショップ・総合通販サイト・無添加シャボン玉せっけん公式通販サイトなどで購入可。〉

無添加フェイシャルソープ

 

化粧水
ザ・ローション/バイオリンク

日本製のオーガニック化粧水で、「ダマスクローズ」のエキスを配合しており、手荒れやアトピーが気になる人におススメ。そのほか「アロエエキス」「キュウリ果実エキス」「ダイズエキス」「カンゾウ根エキス」「メリアアザジラクタ葉エキス」「アンマロク果実エキス」「ウコンエキス」の植物由来エキスを配合しています。これらの成分は、アレルギーを持っている人以外は、基本的に問題ない成分です。

ただ唯一「フェノキシエタノール」が入っているので、目や皮膚・気道を刺激したり、皮膚を乾燥させる可能性があります。危険性は小さいですが、肌に異常が出たら,使用を中止しましょう。
〈総合通販サイト・オーガニック製品専門通販サイトなどで購入可。ドラッグストア・バラエティショップでは要取扱い確認。〉

ザ・ローション/バイオリンク

 

乳液
オーガニック・エブリディ フェイシャル モイスチャライザー/Britanie’s Thyme

手のひらに2~3滴垂らして顔や首に伸ばすタイプのアメリカ製の乳液。アメリカ農務省のオーガニック認定を受けた植物オイルを使用していて、保存料や呑料、合成着色料など化学物質を一切使用していません。

-ただ、アロエエキスは体質によってはかぶれを起こすことがあるので、危険とは断言できませんが、アレルギー体質の人は注意しましよう。
〈総合通販サイト・海外コスメ専門通販サイトなどで購入可。ドラッグストア・バラエティショップでは要取扱い確認。〉

オーガニック・エブリディ フェイシャル モイスチャライザー

 

日焼け止め
SPF30 ブロードスペクトラム サンスクリーン/エルバオーガニックス

アメリカ・カリフォルニアで生まれたエルバオーガニックスの日焼け止め商品。危険性が指摘されている成分が少なく、「アロエベラエキス」「サンフラワーオイル」「ラベンダーオイル」などの天然の植物オイルを使用し、合成化学物質をあまり加えていないところが高評価のポイント。日焼け止めのなかでは比較的安全性の高い製品といって良いでしょう。

ただし、紫外線吸収剤の主成分「鼓化亜鉛」と「ステアリン酸ソルビタン」という合成界面活性剤は、過敏症の人は肌荒れを起こす可能性かあるため、つけすぎないよう注意が必要です。
〈総合通販サイト・海外コスメ専門通販サイト・エルバオーガニック公式通販サイトなどで購入可。ドラッグストア・バラエティショップでは要取扱い確認。〉

SPF30 ブロードスペクトラム サンスクリーン

3-1 製品に色をつける着色剤

成分を検査している着色剤にはカロチン、ウコン、赤ビート、カラメル、ベニバナなどの天然色素と、石油からつくられたタール系の合成色素があります。

とくにタール系色素は毒性が強いとされ、食品での添加は禁止されていますが、洗剤や化粧品などの日用品では一般的に使用されています。

タール系色素は皮膚からの吸収率が高く、経皮吸収されると皮膚障害やアレルギーを誘発するおそれがあります。また、黒皮症の原因物質ともいわれていて、多くのものは発ガン性物質の疑いがあります。

3-2 タール系色素

毒性が強いとされているタール系色素

赤色200号台、黄色200号台、緑色200号台、青色200号台、だいだい色200、400号台、褐色201号、黒色401号、紫色201、401号などです。

3-3 UVカット製品に使われる危険な化粧品成分

日焼け止めクリーム、下地クリーム、ファンデーション、リップクリームなどには紫外線吸収剤が使用されていて、中には毒性の強いものが含まれます。

  1. ウロカニン酸エチル
    経皮吸収すると皮膚障害、アレルギーを誘発する可能性があり、発ガン性物質の疑いがあります。
  2. ベンゾフェノン〈オキシベンゾン〉
    経皮吸収すると、急性致死毒性があるといわれる大変危険な物質です。少しでも飲み下すと、吐き気やむかつきを引き起こします。多量に吸収すると臓器障害のおそれもあります。また、環境ホルモンとしての疑いがある物質。

5-1 ラベルの香料表示にも要注意!

化粧品にはたいてい香料が使われています。「石けんの香り」とか「化粧品独特の匂い」はこうした香料の匂いです。企業秘密という建て前で、成分表には「香料」としか書かれていませんが、石油からつくられた合成香料、天然素材から抽出された天然香料などを組み合わせています。

5-2 企業秘密の香料の危険性

「どのような香料を使っているのか?」は企業しか知りえないことすが、香料の経皮毒性についても危険視されているのです。

合成香料の中には経皮毒性が強く、皮膚障害やアレルギー反応を起こしたり、発ガン性物質や血液凝固をさまたげる物質も含まれています。また、天然香料であっても、人によってはアレルギー反応を起こす場合があるので、十分に注意してください。

5-3 医薬部外品は本当に効果的?

肌荒れやニキビを防ぐ、傷んだ髪を元に戻すなどの薬効成分が特別に添加されている製品は、「医薬部外品」という扱いになり、成分を表示する義務がありません。しかしながら、そのような製品でも合成化学物質が主成分であることがほとんどなのです。

現在では、アレルギー反応を起こしやすい物質や有害性が強いとされる物質についてのみ表示されているようですが、それも企業側の判断によるものですから、安全とは言い切れません。

肌荒れや髪の傷みなどは体調だけでなく、危険な化粧品成分によって生じている可能性があります。合成化学物質が含まれた製品で治すより、まず合成化学物質を断つことの方が効果的な場合もあるのです。

5-4 無香料・低刺激処方の化粧品は本当に安全?

私たちがふだん使用している化粧品や日用品。天然成分配合とか、無香料・低刺激などの安心感をアピールするキャッチコピーの裏には、実はこんな隠された意味が・・・。もちろん、すべての製品がそうというワケではありませんが、イメージで飛びつくのはなく製品の成分表を確認するのを忘れずに。

  1. 無香料
    原料になる合成界面活性剤や合成化学物質は無臭ではありません。そのため、臭いを消す新たな合成化学物質が消臭剤として添加されていることも。
  2. 天然成分配合
    天然成分は、効果があるとは思えないほどの量しか配合されていなかったり、吸収されにくいかたちで配合されているため、効果がほとんどないケースも。それより、主成分である合成化学物質の経皮毒作用の方が危険性が高いのです。また、まれに天然成分でアレルギー反応を起こすこともあります。

5-5 無香料の化粧水

化粧水の成分の約30%はアルコール。化粧品用アルコールは純アルコールと区別するために法律で香料の添加が義務づけられているので、アルコール原料ならばすでに香料添加化粧品というワケです。

低刺激とうたっている製品は、刺激が強いと報告されている成分だけを、カットしているだけという可能性も。どんな有害化学物質でも経皮吸収されたときには、ほとんど痛みや刺激を感じないので、低刺激=危険な成分が含まれていないというワケではありません。

5-6 赤ちゃんにも安心

アレルギーを誘発しやすい成分や、刺激が強い成分を使用していないだけで、主成分は合成化学物質というケースも。本当に赤ちゃんが使っても大丈夫かは、成分表を確認して判断する必要があります。

まとめ

危険な化粧品成分による経皮毒の恐ろしさを知り、賢いアイテムを選びをすることで、健康的な本当の美しさを手に入るハズですよ。

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