201509/16

肌荒れ、便秘の原因かも!遅延型フードアレルギーを防ぐ対策まとめ

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フードアレルギーの女性

「肌は内臓を映す鏡」と言われます。中でも、腸は肌そのものと言っていいくらい、健康状態がそのまま肌に現れやすい臓器。

腸をキレイにすることは、あらゆるトラブルを解消することにつながります。また、腸をキレイに保って栄養や水分の吸収が良くなれば、肌細胞も栄養と水分で満たされ、多少のことでは調子を崩さない、タフな肌に生まれ変わっていくハズです。

でよ、どうすれが腸をキレイな状態に保てるのでしょう?

よく言われるのは、ヨーグルトなどで乳酸菌を摂ったり、食物繊維たっぷりの野菜を摂るということですよね。確かに、それも良い方法の1つかもしれません。

でも、これらは必要な栄養の一部に過ぎません。たとえそれで便秘が解消されたとしても、ダイエットのためなどために、他の栄養が不足していたら、腸はもちろん体の正常な機能が保てないし、肌もベストコンディションを保つことはできないのです。

また、腸をキレイにするためには、「汚さない」ことも大事。もし「お腹に良いから」と、ヨーグルトや特定の野菜ばかり、くり返し食べていると、腸をキレイにするどころか、腸を汚したり、働きを鈍らせる原因にもなりかねません。

これは、「身体に良いから」「大好物だから」と、毎日同じものを食べ続けることによって起こるフードアレルギーの1つ。

今、女性2人に1人が遅延型フードアレルギーと言われていますが、特に健康志向の強い女性、美容やダイエットに関心が高い女性の場合、そのほとんどが少なくとも「遅延型フードアレルギー予備軍」なのです。

腸をキレイに保ち、理想の肌や体を手に入れるには、まず、食事全体を見直すことが大切。そして、自分の「食の傾向」を知り、遅延型フードアレルギーを防ぐことが、結果的に腸の炎症による肌荒れや、身体の不調を改善することにつながってきます。

そこで、『遅延フードアレルギーの症状とその改善・予防法』をご紹介します。今までの食と美容・健康の常識が、覆されること間違いありません。ぜひ、お試しくださいね。

アナタがやせられないのは“遅延型フードアレルギー”のせいだった!?

どんな理由であれ、体重が増せば一世を風靡したスターも人気が落ちるし、原因は遅発型フードアレルギーかもしれない。出典:jp.xinhuanet.com

自分の食べているものの中で、どの食品が遅延型フードアレルギーのアレルゲンなのか、アレルゲンになる可能性があるのかを特定できたら、とても助かりますよね。

ところが、日本で検査することができるのは即時型フードアレルギーだけ。遅延型フードアレルギーの検査は、今のところ日本では行われていません。そのため、遅延型フードアレルギーの方が病院へ行って検査しでも、「アレルギーなし」という結果しか出ないのです。

ただし、一部の医療関では、海外の専門機関に血液を送ることで検査を実施しているので、知る機会が皆無ではありません。

単品ダイエットの経験がある女性は、かなりの人数にのぼると思いますが、そういったダイエット歴を反映していて、パイナップル、リンゴ、グレープフルーツ、卵など、かつて単品ダイエットで毎日食べていた.ものが、全て高アレルギー反応を示していたなんていうケースもあります。

遅発型フードアレルギー検査のサンプルと症例

単品ダイエットがブームになって、それを始めたものの、いくら頑張っているのにやせないのどころか、体調が悪くなり、肌や髪まで荒れてしまったという人も少なくないでしょう、これは、単に栄養が偏っていただけでなく、遅延フードアレルギーによって腸の炎症が起こっていたのかもしれません。

身体の中で、ジワジワと炎症や酸化が起こっていたのですから、やせなくて当然だし、肌や髪がボロボロになるのも、また当然の結果なのです。さらに新しい単品ダイエット法がブームになれば、またそれを始め、アレルギーを悪化ときせていたなんて、身体にとってはまるで拷問ですよね。

遅延型フードアレルギーは、検査できる医療機関が限られていますし、保険も適用されません。そのため誰でも気軽にというわけにはいきませんが、もし、長年体調の悪さや肌荒れで悩んできた方は、一度試してみるのもいいかもしれません。

「それはちょっと無理・・・」という人には、自分自身でセルフチェックする簡単な方法をご紹介しますので、ぜひお試しください。原因となる食品を一定期間食べないようにすれぱ、アレルギー症状を改善することができますし、今後起こるかもしれないアレルギーを予防することもできるでしょう。

まずは2週間だけやめてみよう!

ある食物を食べると、なんとなく具合が悪くなることは遅発型フードアレルギーの可能性があります。

アナログなやり方ではありますが、まず、1週間くらい食事日記をつけてみて、「これ、がアレルギーの原因かな?」と思われる食品を探してみましょう。そして、有力なものから順に1つずつ2週間ほど食へるのをやめ、消去法でアレルゲンを絞り込んでいきます。

炎症を起こさせる「腸フィルターの掃除屋(=IgG)」は、6ヶ月でリニューアルされます。そのため、本来は、アレルゲンになっている食品を6か月間食べないようにするのが理想ですが、6ヶ月間も1つの食品を食べないようにするなんて、とても無理ですよね。でも、2週間くらいなら、何とかやれそうではないでしょうか。

もし、それがアレルゲンなら、2週間食べないだけでも身体が軽いと感じたり、顔色が良くなったり、肌荒れやニキビなどの状態も変わっていくハズ。

逆に、2週経っても何の変化もなければ、その食品はアレルゲンではないということですから、次の候補に移りましょう。かなり地道な方法ですが、こうして1つ1つ候補を消していけば、アレルゲンを特定できるはずです。

ただし、原因は1つとは限りません。複数の食品が影響していることもあるので、1つ見つけたからと言って安心はできません。

女性に多い5大アレルゲン

炭水化物以外で主に食べているもの

米は日本の主食であり、おいしい米飯を調理することは日本食の基礎でともいえる。

まず、単品ダイエットをしている人は、その食品を食べるのをやめましょう。
また、カロリーを減らすために、主食の代わりにコンニャクや寒天、野菜などを食べているという人も、その食品をやめて、普通の米飯に切り替えてください。日本人では、米がアレルゲンになることはほとんどありません。ご飯をしっかり食べていないと、むしろ糖分不足でイライラしたり、食欲が増すという弊害があることを忘れずに。

遅発型フードアレルギー肉と乳製品の表。

遅発型フードアレルギーフルーツの表。

遅発型フードアレルギーシーフードの表。出典:三番町ごきげんクリニック

遅延型フードアレルギーで起こる症状

消化器官 過敏性腸症候群, ガスがたまる, 便秘, 下痢, 吐き気
神経 不安神経症, 情動不安定, 憂鬱, 集中力不足
筋骨格系 関節炎, 関節痛, 筋肉痛, だるさ
泌尿生殖器系 夜尿症, 頻尿, ほてり, 尿意切迫, 膣のかゆみ, おりもの, 月経前症候群(生理痛)
呼吸器系 ぜん息, 鼻水, 鼻づまり, 慢性副鼻腔炎, 慢性咳, 咽頭炎
循環器系 不整脈, 胸痛, 高血圧, 頻脈
外皮系 にきび, アトピー性皮膚炎, ふけ, 湿疹, 目の下のくま, 多汗
その他 慢性疲労, 偏頭痛, むくみ, 口内炎, ドライアイ, 涙目

参考:銀座上符メディカルクリニック

小麦食品

パンや麺碩などが大好きで、ほとんど毎日食べるという人には残念な話ですが、これも有カな候補の1つです。代わりに、ご飯やもち、おこわ、米粉のパンなどを食べるようにしてください。ただし、小麦粉は以下の食品にも使われているので、できるだけこれらを食べないようこしましょう。

小麦が含まれている食品
パン、うどん、パスタ、ラーメン、そうめん、お好み焼き、マカロニサラダ、菓子類(菓子パン、クッキー、ケーキ、カステラ、かりんとう、どら焼きなど)、クリームソース、ホワイトソース、ちくわぶ、ビール、麦焼酎、ウイスキー、麦茶など

乳製品

乳製品も身体に良いと思って、毎日食べている人が多いででしょう。もちろん、「食べないと、むしろ調子が悪くなる」という方は、リストから外してOKです。

乳製品が含まれている食品
牛乳、ヨーグルト、チーズ、乳酸菌飲料、生クリーム、バター、アイスクリーム、シェイク、クリームスープなど

卵は、とても良質なたんばく源です。でも、お菓子、ラーメンや練り製品、その他の加工食品のつなぎとしても入っているので、気づかないうちにくり返し食べている場合も。あまりに様々な食品に含まれているので、完全に排除するのは無理かもしれません。明らかに入っていると分かるものだけでも、やめるようにしましょう。

卵が含まれている食品
一卵料理、パン、ケーキ、ブリン、カスタードクリーム、マヨネーズ、ラーメン、お好み焼き、加工食品など

砂糖

これも、女性に多い遅延型フードアレルギーの原因の1つです。

甘いもの好きにとって、2週間やめるのはかなり辛いかもしれません。その場合は、1日おきにするとか、量をいつもの半分にしてみるだけでもOK。

砂糖には中毒性がありますが、2週間食べないでいると、禁断症状も治まり、味覚も変わってくるものです。この機会に、砂糖中毒から脱出しましょう。どうしても甘いものが食べたいときは、フルーツや砂糖不使用のドライフルーツを。

なお、三温糖やきび糖も、白砂糖と同じでサトウキビが原料なので、砂糖中毒になる場合があります。砂糖の代用として使うなら、ハチミツやメープルシロップなど、サトウキビ以外の原料のものにしましょう

白砂糖が含まれている食品
甘いお菓子全般、金時豆など甘みのある料理など。

※ なお健康食品でも、これらの材料が含まれている場合があります。気になる人、思い当たる人は、原材料表示をチェックしてください。

週3回以上同じものを食べない

「美容・健康のためにバランスの良い食事を」
とフレーズは、昔からあらゆるメディアで紹介され、耳にタコかと思います。

しかし、「バランス良く食べる」というと、ほとんどの人が「1回の食事で、色んなものをバランス良く食べる」という意味だと、ずっと思ってきたのではないでしょうか。

でも、いくら1食あたりのバランスが良くても、1日3回同じメニューだったり、朝は毎日トーストとコーヒー、昼は毎日パスタランチという食事をしている人も多いハズ。これでは、サラダやスープを足したところで、やはり偏った食事なのです。

実は、「バランスよく食べる」というのは、「1週問を通して色々なものを食べる」というのが正解。そうすれば、遅延型フードアレルギーになるリスクも低下するハズです。

遅延フードアレルギーを予防するためには、少なくとも、週に3回以上同じものを食べないこと。大好物を食べたら,3日は空けるようにしましょう。食べる食品や食材、好きな食べ物は、加工食品やお菓子ならメーカーを変えてみる、野菜や果物なら産地を変えてみるというのも1つの方法です。

また、意外なところでは、トマトや大根などの野菜で遅延型フードアレルギーになってしまう人もいます。

もちろん、トマトが悪いワケではありません。トマトは、抗酸化成分のリコピンを含むこと、手軽に食べられることなどで女性に人気の野菜、ついつい食卓の常連アイテムになってしまうのでしょう。トマトにも色々な種類があるので、せめて種類だけでも変えてみてはいかがでしょうか?

また、大根は、煮物、味噌汁、サラダ、刺身のツマ、漬け物など、色んな料理に応用できるので、気づけば毎食食べていた、ということになりやすい食材です。

トマトや大根以外でも、特に旬の野菜はおいしくてお買い得なため、つい大量買いして毎日食べてしまいがちですが。メニューにバリエーションをもたせるだけでなく、食材のバリエーションを工夫するようにしていきましょう。

朝食も曜日によって、リゾットや雑煮の日を作ったり、パンの代わりに餅を焼いて食べる、また外食するなら、ランチも行くお店を日によって変えたり、違うメニューを選ぶように、意識してみてください。

腸をキレイに保つためにも、「パターン化のワナ」にはまらないよう要注意ですよ。

ところで“遅延型フードアレルギー”って何?

「食べ物のアレルギーなら知ってるけど、私はアレルギーなんてないし・・・」という人も、多いのではないでしょうか。

一般的には、フードアレルギーというと、そばアレルギーや甲殻類アレルギーなど、あるものを食べてすぐに、赤みやカユミ、湿疹などができるアレルギーのことを指します。

実は、フードアレルギーは「即時型」と「遅延型」の2つに大きく分類されるのですが、一般的に知られているのは「即時型フードアレルギー」の方。

即時型フードアレルギー

  • 症状が現れるまでの時間:食べた直後か、少なくとも1時間以内。
  • 主な症状:赤み、カユミ、ムクミ、湿疹のほか、下痢、胃痛、発熱、呼吸困難など。

遅延型フードアレルギー

  • 症状が現れるまでの時間:早くても数時間後、長い場合は数週間以上。
  • 主な症状:疲労感やだるさ、頭痛、めまい、ほてり、おなかの張り、便秘、下痢、目の下のクマ、ニキビや吹き出物など。

遅延型フードアレルギーは、発症までの時間が長く、何が原因なのか特定しにくいのが大きな特徴の、そのため、「潜在型フードアレルギー」とも呼ばれます。

また、遅延型フードアレルギーの場合、症状も即時型ほど激しくなく、女性なら1つくらいは身に覚えがありそうなものばかり。更年期症状ともちょっと似ています。それだけに、本人も周囲も、「最近疲れ気味だから」とか、「年齢のせいかも」と思い込んでしまい、フードアレルギーとは気づきにくいのが、余計にやっかいな点でしょう。

そのうち治まるだろうと思って、アレルギーの原因となる食べ物を食べ続けるうちに、悪化したり、慢性化してしまったり、老化を早めてしまうこともあるのです。

「疲れ、肌荒れ、吹き出物なんて、まさに私のことかも!?」と思った人も、多いのではないでしょうか?でも、ご安心を。遅延型アレルギーの予防・改善の第一歩は、「もしかして私かも・・・」と気つくこと。気づきさえすれば、あとは食事を見直せば良いのです。

「アレルギーじゃない女性」を探す方が難しい!

では、一体どんな食べ物が、遅延型アレルギーの原因(=アレルゲン)になるのか?実は、「水以外のすべての食べ物」が、アレルゲンになる可能性を持っています。

もちろん、普通に食べているだけでアレルギーになるワケではありません。その人の消化管の分解能力を超えて、「毎日のように食べ続けているもの」が、アレルゲンになると言われているのです。

食べ物を分解して消化・吸収する能力には、個人差があります。また、消化しやすい食べ物、消化しにくい食べ物も人によって違います、なので、何をどれくらい食へるとアレルゲンになるという、明確な基準があるワケではありません。

とにかく、特定のものを、その人のキャバシティを超えて,くり返し食べ続けていると、消化しきれなかったものは腸(小腸)に残り、へドロのように腸管内部の壁にくっついていきます。すると、栄養を吸収すべき腸管のフィルターは、目詰まり状態に。目詰まりを起こしたら、掃除をしなくてはいけません。

そこで、腸管フィルターの「お掃除屋さん」として登場するのが、「IgG」と呼ばれる抗体です。このお掃除屋さん、とても優秀なのですが、たんぱく質と一緒になると炎症を起こすという、1つ悪いクセがあります。また、その過程で活性酸素も発生し、これが、さまざまな症状を引き起こす原因。免疫力の低下や細胞の老化にもつながってしまいます。

男性の場合、やせるため、美しくなるためと、伺か特定のものを食べようとすることが少ないためか、遅延型フードアレルギーになる人はそれほどいません。

一方、女性は「便秘予防に〇〇」「美肌のために〇〇」「ダイエットのために○○」と、できるだけ良いと言われるものを食べようとします、つまり、「アレルギーでない女性」「アレルギーになりそうもない女性」を探す方が難しいくらいなのです。

まとめ

肌荒れが、便秘やストレス、栄養不足で起こることは、多くの人が知っています。しかし、いつもの食べものによって腸が炎症を起こし、身体の調子が崩れてしまうというのに、ショックを受けた人も少なくないでしょう。

ただ、今までの食事内容やダイエット歴が完全にリセットされ、アレルギーの値が全てゼロになることは無理に等しいので、これからどういう食生活を送るかということが大切です。お気に入り・定番の食べ物が減るのは少し寂しいですが、これからもっと、色々な食材・品種・メーカーを試すのも楽しいものですよ。

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